松坂といえば、和田金
2014年 09月 20日
和田金 松坂牛
Nikon D800, Nikon 24-85mm F2.8-4
伊勢神宮を参拝するときには絶対に着たいと持っていた和田金
まあ、ここのHPを見て、その価格にさすが世界の松坂牛だって思うのだが
そこはそこ、ここはここということで、今回はどーんと大枚はたいて
和田金に乗り込んだのであった(^^)/
さすが和田金、この肉のおいしそうなこと
そしてこの肉を焼くのはちゃんと炭火なのである
火力が強く遠赤外線でしっかり焼ける炭火を個室の食台に用意してあり
仲居のおばさんがそこで調理してくれるのだ
当初すき焼き二人前というオーダーした
予約電話の際に炭火の網焼きとすき焼きだと
同時に調理ができないのですと言われたから
しかし、この仲居さんは年季が入っているだけのことはある
コースの料理は肉以外は同じだから、
すき焼きも網焼きも半分ずつ食べればいいわよねと
ちゃんと一人前を二人でそれぞれシェアしてくれたのだ
網焼きの肉は油が垂れないようにひれ肉が用意される
霜降りが松坂牛の代名詞みたいな感じだけれど
やっぱりそこはちゃんと考えてあって、
霜降りはすき焼きでいただくのが王道
しかし、このひれの網焼きはやわらかく本当に絶品だ
手塩にかけて一頭一頭育てたお嬢さん牛だから
ほかのお店とは違いますと仲居さんが断言するとおり
肉の味わいがギュッと凝縮されている
野菜も合わせて焼いてくれるが
肉は岩塩、わさび、特製のたれなど好きなもので食べることができる
そしてすき焼き
炭火の上に乗せた特製のすき焼き鍋に牛脂を敷き
そこに一枚、二枚と霜降り牛を入れて焼くのだ
そして砂糖と特製秘伝のたれを入れ放置する
ちょっとそのまま放置したら焦げるんじゃないの?と思うほどに
放置プレイなのである
さあ、どうぞと卵の入ったさらに肉を取り分けてくれて一口たべたら
ほっぺたが落ちるとはこのことかというほど、
肉のうまみとたれのうまみが口の中いっぱいに広がった
あははは、いままで食べた、「すきやきかあ」って思わせた代物は
一体なんだったんだろう
すき焼きって濃い醤油の味で肉のうまさを消してるもの?みたいな
そんな印象がずっとしていて今一だったのだが
いやはや、これを食べてしまうともうほんと、
今まで思い違いをしていてごめんなさいとしか
言いようがないのであった。
すき焼きの肉の後は、春菊やら玉ねぎやらを焼いてくれる
これもたれで煮込むのではなくたれで焼くという感じ
野菜の甘みと旨みがたれにからまりめちゃくちゃおいしい
ついでにおばさんの口車に乗せられ(笑)
ごはんの代わりに牛肉ひつまぶしを
和田金も新しいことをしなければ生き残れないからということで
開発された新メニューで、今一押しなんだとか(笑)
たしかにウナギの代わりに小さく切った牛肉をまぶしてある
これに三つ葉やわさび、のりなどを乗せ、だし汁をかけてお茶漬けに
もう、満足満足の世界であった
もちろん、セットメニューなのでほかにもいろいろとゆう肉料理が
碗物などは、牛肉で野菜をまいたものが中に入っていた
韓国風味の牛肉のカルパッチョ
碗物
小鉢盛り合わせ(ゼリー寄せ、牛肉のそぼろ煮、牛の塩煮など)
炭火で焼いた餅にあんこを乗せるデザートその1
御餅の真ん中をへこませてあんこを乗せるのである
王道のマスクメロン デザートその2
和田金歴40年の仲居さんが全部仕切ってくれるのだ
伊勢神宮に行く前にこんな贅沢をしてから行ったら
神様に怒られるんじゃない?とはおもったものの
もう、本当に「余は満足じゃ!」という大名気分であった。
ああ、ここにはまた来たいなあ!
和田金 (わだきん)
電話:0598-21-1188(受付時間は8:00~20:00)
住所:三重県松阪市中町1878
営業:11:30~20:00(L.O)
定休:第4火曜日 12月のみ第1火曜日/1月1日 / 1月2日 / 8月16日
HP:http://e-wadakin.co.jp/
by darjeeling_days
| 2014-09-20 16:59
| Eating:和
|
Comments(0)