35年ぶりの二条城
2011年 05月 06日
Panasonic DMC-GF1, LUMIX 20mm F1.7 京都・二条城
京都二日目
他にどこに行きたいかと息子に聞いてみたら
学校の日本史のレポートの関係があるから
二条城がよいという
二条城は以前は京都宿泊を
全日空ホテルメインで泊まっていたので
まさに目の前だったのだけれど
いつも見るだけで足を運んでなかった
なんか将軍家の京都用の宿泊場所だろみたいな
そんな感覚があって
わざわざ見るのもねえと思ってた
だから、今回二条城に足を運んだのは
実に中学の修学旅行以来35年ぶりのこと
二条城といえば
鳴き廊と
徳川慶喜が将軍に就任し
そして彼が大政奉還を決意・実施した場所
そのぐらいの知識しかなかったので
襖絵とか天井の模様
そして欄間の装飾が美しいことなんて
全然知らなかった
一応外堀と内堀があるから
城なんだってわかるけど
城というよりも
居住空間と執務空間が一体となった
桃山時代の武家風書院造り
それに八陣の庭と呼ばれる二の丸庭園と
東照宮を彷彿とさせる門構え
本丸の洋式の御殿庭園や
狩野探幽の襖絵など
意外と見どころが沢山あった
障子からディフューズされた光がさし込む廊下と
少し暗く影になった座敷の片隅
そんな陰影が
なんとなく心をくすぐる
いずれにせよ
江戸時代末期の遺構しては
かなり優れたものであるのは
確かだということが
本当に久しぶりの訪問でわかった
こういうのが解るのも
やっぱり年を重ねたからなんだろうなあ
by darjeeling_days
| 2011-05-06 22:00
| travel
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