漁村を歩く(2) 岡山県・田之浦
2011年 07月 24日
Nikon D200, TAMRON 28-75mm F2.8 MACRO 岡山・田之浦
下津井から瀬戸大橋方面にぶらぶらと20分ぐらい歩くと
瀬戸大橋の下にたどり着く
そこが田之浦だ
田之浦という地名は結構あちこちにあって
ここの田之浦も
下津井の一角という認識らしい
昔栄えた下津井港は
下津井、田之浦、吹上から成っていたとのこと
田之浦の漁港は
下津井の最東部の港
ここには、木製の燈篭台がある
これは金毘羅宮の献灯で
ここから金毘羅詣でに行った人たちの
名残だともいえる
なんの変哲もない漁港
去年あるいた尾道とは対照的だ
尾道は適度に開けて
適度に田舎の感覚があり
都会の人が過ごしやすく作られている
一方下津井も田之浦も
観光資源は大してなく
タコと港と瀬戸大橋だけ
素敵なカフェの一軒もあるわけではなく
炎天下歩き疲れた旅人を
癒してくれる休憩所もない
でも、瀬戸大橋がどんとあるひなびた漁港というのも
なんだかおもしろい風景に見えて
一人でぶらぶらととにかく暑い日向を歩いていると
仁-JINみたいに
タイムスリップしてみたらどんなだろうと
そんなことを考えながらの
訳もなく楽しい散策になった
一通り瀬戸内の小さな漁港を堪能して
鷲羽山へ向かうバスをまっていたら
近所のおばあさんが
とても人懐っこく話しかけてきて
この辺の夏はこんなものだとか
バスは大抵5分ぐらい遅れるとか
バス停に日陰がないのはだめだねとか
東京はやはり節電でくらいのかとか
バスを待つ10分ぐらいの時間が
とても楽しかった
こういうのも旅の楽しみの一つだ
by darjeeling_days
| 2011-07-24 22:40
| travel
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