そうだ倉敷へ行こう

DSC_5528
Nikon D200, TAMRON 28-75mm F2.8 MACRO

翌日、牛窓に行くかなともおもいつつ
大学職員の「遠いですよ」の一言が引っかかって
荷物のこととか
帰りの新幹線のこととか
この暑さのこととか
いろいろ考えているうちに

  「そうだ、倉敷に行こう」

と、まるでどこかのCMのように
結局思い立って倉敷に行くことにした

一人旅の
しかも無計画な感じが
なんとも身軽でいいなと思う瞬間(笑)

去年も丁度この時期
倉敷をぶらりと歩いた
あの日も暑かったなあとおもい
カメラとタオルと財布だけという
超軽装にして
後はみなホテルに預けて出発

今日はJRの山陽本線
倉敷までなんと16分
岡山と倉敷はすぐ隣り町なのだ

ともかく大原美術館と美観地区と
倉敷帆布に行かれればいいというのが
今日の目的

まずは大原美術館
NYにいた時には
本当に毎週有名な画家の作品に触れていたが
それから20年
最近ではほとんど絵画に触れる機会もない

見たかったのはやはり
大好きなセガンティーニの 「アルプスの真昼」
描かれる女性の服の青色が
何とも言えずに好きなのだ

あとは、まあご多分に漏れず
印象派のモネやルノアールの作品
モネの「睡蓮」は思っていたよりも
なんだか地味に感じたのはなぜだろう

DSC_5520

一通り駆け足で美術館を堪能した後
美観地区をぶらぶら

美観地区は歩いていて気持ちがいい
確かに観光目的で作られた街という感じだが
それでもこの町を歩く人のこころを
旨い具合にくすぐるのだ

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町屋の暖簾
白壁の模様
倉敷川とそこに浮かぶ川舟
川沿いの柳並木

何処をとっても絵になる風景

あちこちこれでもかと歩き回って
その場所の良いところを自分の目で探す旅も
大好きだけれど
こんなもうそのままフルセットでどんと出してくれる
場所もなんかそういうのが心地いい

カフェに寄っておいしい珈琲を飲み
倉敷帆布では、新作のリュックを調達し
なぜか目の前に手打ちしている讃岐うどんを堪能し
そしてぶらぶらと土産やを覗いたりしながら
倉敷の街を堪能した

もっともっとのんびりと
この場所で過ごせるといいのだけれど
また機会があったら、この街は訪れたい街
by darjeeling_days | 2011-07-27 22:44 | travel | Comments(0)

美味しいものを食べて、旅して、写真を撮って、本を読む。そんな日常の極上の楽しみを切り出した、至極個人的なブログです。https://www.tearecipe.net/


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