青空文庫にはまる

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RICOH GR Digital 3

最近になってようやくiPadに青空文庫のリーダーをダウンロードした
i文庫HDというそのアプリは
自分でスキャンした本を読むのに適していると聞いたからだ

jpgでスキャンしてzipで圧縮すれば
そのまま本を読んでいるようにパラパラと捲ることが出来て
例えば溜まり過ぎて手に持て余している雑誌の必要部分を
実物の雑誌さながらに保存しておき読むことができるわけだ

ということで、先週からそんな作業に勤しんでいるのだが
このリーダーの良いところはそれだけでは無かった

青空文庫という版権の無くなった古い作家の作品が
とてもたくさん電子化されてストックされている
それを気軽にダウンロードして
文庫さながらiPadで読めるのだ

早速落としてきたのが
和辻哲郎の『古寺巡礼』と
堀辰雄の『大和路信濃路』

いやあ、これがあればもいいつでも好きな時にこれらの本を
パラパラと拾い読みできるのだから本当に嬉しい

立原道造の詩集も幾つかダウンロードしたし
北大路魯山人の本も落としてきた

この調子でいくとなんだかあれこれ昔の本ばかり
しばらくの間は読んでいないな感じがする

それでも今更ながら高校受験の模試で出た
堀辰雄の『大和路信濃路』の冒頭の石仏の場面を
こうして電子ブックで読んでいると
この手の文化に関しては時代は
どんどん良い方向に進んでいるのだなあと思ったりするのだが
どんなものなのだろうか?
by darjeeling_days | 2012-01-26 22:55 | book | Comments(0)

美味しいものを食べて、旅して、写真を撮って、本を読む。そんな日常の極上の楽しみを切り出した、至極個人的なブログです。https://www.tearecipe.net/


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