嵐山〜奥嵯峨野
2013年 11月 24日
京都二日目は、どこに行こうか悩んだのだが、最近行っていない嵐山!に決定。
しかし、京都駅から嵐山に向かうのも、阪神の桂経由で向かうのも、結構混みそうだなと思ったので、えいやとホテルからタクシーに乗って四条大宮まで向かい、ここからあら殿に乗り込んだ。
結構正解で、電車はそれほど込まずのんびりとローカル線気分を味わうことが出来た。
渡月橋付近は、夏の台風で川の氾濫などだいぶ被害を受けたはずなのだが、すっかり後片付けも終わったようで、いつもの静かな佇まいをみせていた。
渡月橋はやっぱり趣があるなあ。向こう側の山も綺麗な感じに色付いて、なかなかいい感じだった。
嵐山と言えば天龍寺なんだろうけれど、ここは混むので今回はパス。まずは常寂光寺から登って行って、最終的には愛宕念仏寺を目指すことにした。
その前に、早めにお腹を膨らませておく必要があるということで、常寂光寺の手前のうどんやさんで、玉子とじうどんを。京都に来て、僕の中での京都らしいランチを食べないのは今回が初めてか(笑)。でも、玉子とじうどん、サッパリとおいしかった。たまにはこういうランチもいいかもしれない。まだまだ食べていないものおおいしなあ。
たとえば京都で食べてないものに、ニシンそばがあったなあ。ニシンそばといえば、「松葉」だが、南座の隣だから必ず毎回前を通るのに、いつも素通りだ(笑)。
どんと乗ったニシンが、かなり迫力あるが、1200円・・・。どうなんだろうね。でも、一度体験しておかないといけないかもしれない(笑)。
その前に、京都で有名なうどんやの「おめん」のうどんは、群馬県伊勢崎が発祥と知って、何故京都で群馬のうどんなどと頭が混乱(笑)。まあ、おいしければ、なんでもいいのだけれど。
さて、常寂光寺の紅葉はちょうど見ごろという感じだった。数年前にふらりと来て以来だけれど、それでも常寂光寺の紅葉はなかなか素晴らしかった。
やはり山門前の紅葉が見もの。それから過去JR東海のポスターになった塔と紅葉の光景。これは撮らなければいけないのだ。
それにしてもすごい人だ。やはりこの時期は、仕方がないのだろうなあと。
常寂光寺の向こう側には、落柿舎があって、柿の木に実が綺麗になっていたのが、なんとも田舎の雰囲気があって、フォトジェニックだったのだが、同写しても人が写っちゃうので、断念・・・。
そこからまた住宅街を登って祇王寺へ。このお寺も前来たのだが、苔むした庭がとても綺麗な小さな寺だ。
緑の苔の上にもみじ葉が散って綺麗な絵になっていたが、やっぱり苔むした門の上の屋根の紅葉がフォトジェニックだった。
ここから、さらに嵯峨野を奥の方に向かって歩いていく。旧街道のような雰囲気のある街並みが続く。この道は、もう高校の時に化野念仏寺に行ったときに歩いて以来なので、本当に久しぶりだった。当時どうだったかという記憶はもうほとんどなくて、今回歩いていると、まゆの里といったお土産屋などが並び、雰囲気の良い観光名所といった感じが色濃くでている場所だった。
化野念仏寺を越え、さらに登って行くと、奥嵯峨野に至るが、そこは京都差が鳥居本町街並み保存館などが並ぶ、昔ながらの街道を保存してある地区となる。伝統的建造物群保存地区や重要伝統的建造分保存地区に選定されているのだとか。
鮎を売りにしている鮎司平野屋や鮎の宿つたやなど、歴史のある茅葺屋根の民家が並び、大層趣のある風情だ。ここはかなり絵になる場所であった。ただ、やはり人が多いのがちょっと残念。季節的には一番良いので仕方がないのだろうが、是非こんどゆっくりと訪問したい場所だと思った。
大きな朱色の鳥居もフォトジェニックであったし、本当ならここで鮎料理とか志んこ、桜餅、あるいは本格的な懐石なども楽しみたいものだ。
さて、この鳥居からさらにもう一登りすると、愛宕念仏寺にたどり着く。化野念仏寺のように沢山の石仏が境内に集められているのだが、どれもお寺の参拝者たちが作ったというユニークなお地蔵さんばかりなのが特徴だ。ウォークマン聞いているものもあれば、カメラを構えているもの、酒徳利をぶら下げているもの、フランケンシュタイン、モアイなどなど。どれをとっても同じものはない。
化野念仏でらよりも、その分少しだけ明るい感じがする。申し訳ないが地蔵の密集というのはあまり好みではないので、写真はほとんどデジタルでは撮らなかったが、夕方に近い時間のこの寺の雰囲気は十分に味わった。
帰りはJR嵯峨嵐山駅までバスで戻り(途中渋滞でここから歩いた方が早いとバスの運転手さんに言われたために途中下車して駅まで歩いたが)、京都駅まで戻ったのだった。久しぶりの嵐山嵯峨野散策、紅葉はほどほどだったけれどw、楽しい一日になった!
by darjeeling_days
| 2013-11-24 22:45
| travel
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