なかにしの身代わり猿
2007年 06月 02日
奈良といえば、わらび餅。わらび餅といえば「なかにし」というぐらい、なかしのわらび餅はおいしい。したがって、奈良にいけば、ここによらずば帰れないわけで、奈良町を見て歩く時間が無い中、わらび餅をわざわざ買いに行った。
店の前にくると、なんだか飛騨でみた「ぼぼさる」のようなものがつる下がっている。なんだろうとおもったら、これは、「庚申(こうしん)さん」のお使いの猿を型どったお守りで、魔除けを意味し、家の中に災難が入ってこないように吊るしているのだそうだ。
家の人の人数だけぶら下がっている家もあり、背中に願い事を書くと成就するのだとも言われているらしい。
ふーんとおもいつつ、店のショーケースを覗くと、これをかたちどった生菓子があったので、ついついお買い上げ。
上品な味わいの生地に、これまた上品な漉し餡。
わらび餅に加え、なかにしのおいしいお菓子を発見できたのはうれしかった。
by darjeeling_days
| 2007-06-02 16:39
| Sweets:和
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