瑠璃光寺の五重塔@山口
2014年 01月 17日
山口市内最大の漢方ポイントは何と言っても瑠璃光寺の五十の塔だ。
全国に現存する五重塔のうちで10番目に古く、
美しさは日本三名塔の一つに数えられ、
室町中期における最も秀でた建造物と評されている。
日本三名塔の他2基は、
奈良県の法隆寺と
京都府の醍醐寺にある五重塔なのだとか。
たしかに、鎌を背景に池の前に立つ五重塔は
国宝にも指定されており、
なかなか見ごたえのある美しい姿をしていた。
もともとこの五重塔の建つ瑠璃光寺は
大内氏前期全盛の頃、25代大内義弘が
石屏子介禅師を迎え建立した香積寺が元祖。
26代弟・盛見が戦死した兄の菩提を弔うため、
香積寺に五重塔を造営を計画し、
嘉吉2年(1442年)頃落慶した。
その後関ヶ原の合戦の後、毛利輝元が萩入りし、
香積寺を萩に引寺したために
跡地に仁保から瑠璃光寺を移築たのが現在の姿。
瑠璃光寺自体は、曹洞宗の寺院。
山号は保寧山で、現在も素朴な山門に白い字で保寧山と書かれている。
本尊は薬師如来なので、
オンコロコロマトウギセンダギソワカと唱え
健康を祈願する。
山口一の観光地だけあって
平日の午後なのに
結構観光客の姿があった
瑠璃光寺
〒753-0081
山口県山口市香山町7−1
083-924-9139
by darjeeling_days
| 2014-01-17 22:09
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