初めての大阪城
2008年 02月 22日
午前中の大阪府での仕事を終えたら、目の前に大阪城があった。
大阪城は、豊臣滅亡の戦い夏の陣とかで名前を知ってはいたけれど、そして過去なんども大阪には着てたけど、目にするのは初めてだった。
思いのほか、小さく感じた大阪城。
でも、周りの敷地が広いからなのか。
城は名古屋、小田原、松本ぐらいしか見たことがないが、さすがに大阪城。その姿は、なかなかに堂々としていた。
江戸城が残っていたら、どんなだったんだろうかと、大阪城を見上げながら思いをはせてみた。
立派な門。
門の正面には、必ず石垣やら巨大な石が置かれ、まっすぐ進めないように、迷路になっている。こういう造りは、戦後時代の城ならではということなのか。
下克上、人を信じない時代の建物。
信義を志とした武士の時代とはあるまじき構造。
所詮人間など、そんなものなのだろうか。
江戸城後にもいくつか残る石垣。
その堀の深さは、江戸城にもひっっ適する大きさ。
でも、人の雰囲気がないのは、皇居と違うところ。
しかし、この巨大な石は、どうやってこうしてここに運ばれたのだろう。
巨大な機械重機もなかった時代に。
そうして出来上がった姿が、ここにある。
どこか寂しげな、それでいて重厚な建造物。
こんな建造物が必要であった時代は、すでに400年以上過去の話。
by darjeeling_days
| 2008-02-22 21:45
| Travel
|
Comments(0)