観光
2008年 12月 18日
『観光』(中沢新一著)という本を買ったのは、もういつのことだっただろうか。日本にある観光地を旅しながら、あれこれ中沢新一と細野晴臣が対談するという内容の本だった。それを読みながら、日本の観光地を歩いてみたいと思ったものだった。
もっとも、そこに登場する観光地は、神社や仏閣がある場所で、戸隠、伊勢、大山、天河など。いわゆる観光地の原点みたいな場所ばかり。それはそれでとても魅力的だ。人為的に作られた観光地というよりも、神社仏閣があったから、自然発生的に観光地として成立したような場所。
そういえば、江の島はでてきたっけ?
江の島の弁天さまと、その参道に続くお土産屋。これこそ正しい観光地だね。
昔風の喫茶店やらキーホルダーなどを売っている店、シラスやさつま揚げのような練り物を売っている店、古びた旅館、そして温泉。なんだか、観光地そのものという感じのする江の島の参道。そんなところを歩きながら、ああ、日本国内の観光地をあれこれ旅したいと思った。
観光は、日常から隔離された非日常。そのなかを、カメラを片手にブラブラと散策するのは、なんとワクワクと魅力的なことなんだろう。
こんな魅力に触れてしまったから、カメラ散歩は当分続くのだろうなあ。
<使用機材:Nikon D200, Tamron 28-75mm F2.8>
P.S.
今日は我が部署の忘年会in巨牛荘 六本木
by darjeeling_days
| 2008-12-18 22:46
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