国立科学博物館付属 自然教育園
2009年 05月 01日
自然教育園は、もともと中世の豪族の館があった地とのこと。江戸時代には、高松藩主松平頼重の 下屋敷 となり、さらに明治期には陸海軍の 火薬庫、大正期には白金御料地と、一般公開されない形で保存されてきたため、比較的自然が維持される形で広い土地を残してきたらしい。
そして1949年には全域が天然記念物に指定され、国が管理することになり、国立博物館の付属機関として、「自然教育園」がオープンしたのだという。
僕らは「自然教育園」という名称につられ、様々な花が咲き乱れている様を思い浮かべたのだが、この地はむしろ手付かずの地をそのまま残したという感じの園内には、残念ながら沢山の花が一度に咲き乱れているような場所は見つからない。。
散策路を歩く道すがら小さな植物の群生があったり、沼のような池があったりと、まるで里山探検をしているような感覚だった。
それでも、芭蕉をはじめ様々な花が小さな花を付け、亀や鯉などが池に戯れる。だから、写真を撮るにはそれなりの場所ということなのだろう。運がよければカワセミにも出会えるかもしれない。たまには、こんな風に整地されていない公園を歩くのも良いのかもしれない。
国立科学博物館付属自然教育園
HP:http://www.ins.kahaku.go.jp/
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by darjeeling_days
| 2009-05-01 22:20
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