金沢城公園
2009年 08月 28日
SIGMA DP2
近江町市場を抜け、金沢城公園へ。金沢といえば、かの有名な『利家とまつ』の前田利家が加賀百万石の礎を築いたことで有名だ。1583年に利家が金沢入りしてからすでに426年が経過した。その間、江戸時代を中心にして度重なる火災が発生したため、残念ながら天守閣はおろか、二の丸、三の丸など、当時からの建物は石川門ぐらいしか現存していない。といっても、石川門も1788年に再建されたものらしい。
最近になって、菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓が復元された(平成13年らしい)。やはり本丸の天守閣がないというのは、城として淋しい限りだが、ふくげんされた菱櫓などは、なかなか美しい建物であった。
石川門は、一部修復作業に入っていて、全景は見れないものの、かなり重厚で、扉に張り巡らされた鉄鋲などは、当時の面影を残している。
朝が早いのか、7時から開門しているにも関わらず、まだ人がまったくいなかったので、広大な敷地をほとんど独り占め。天気もよく、気持ちの良い散歩が出来た。
その後、隣にある兼六園へ足をのばすものの、時間切れでほんのさわりしか見学できず。兼六園は水戸の偕楽園、岡山の後楽園に並ぶ日本三大庭園の一つといわれるが、実は僕はここしか来たことがない。なので、もう少しのんびりと歩く時間が欲しかった。
その他の写真は、「続く」からどうそ。
城下町あるいは小京都らしい町屋の佇まい
公園の奥に向うにつれ、こんな石垣が多くなる
五十間長屋全景
戦国時代以外でも、こんな装飾は必要だったのだろうか・・・。
重厚な扉に打ち付けられている鉄鋲
このような魯が再現されている
石川門の一部
兼六園入り口
兼六園入り口の石川門前に広がる茶店。昔、江戸町と呼ばれる場所があり、当時もここには茶店が並んでいたらしい。
by darjeeling_days
| 2009-08-28 23:18
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