『大坊珈琲店』
2014年 10月 17日
『大坊珈琲店』
RICOH GR DigitalⅢ
長年親しんできた青山の大坊珈琲店が、2013年12月に惜しまれつつ閉店した。
ここに初めて来たときは、Morgen Roteの編集スタッフと一緒だった。
この店を見つけてきたのは、青山のSWICH編集部にいた敏器だったのだろうと思うのだけれど
もうすっかりそのあたりの詳細は忘れてしまった。
とにかく香りも味わいもとっても奥深い珈琲が出てくるお店だった。
カウンターにみんなで陣取ると、すぐさまいろんな遊びについての提案が
あれこれとみんなから湧き出てきて、あれもしたいね、これもしたいねと
やりたいことだらけのそんな青春時代後期の時期だった。
僕らの集まる基本的なベース基地は町田のカフェグレではあったけど
この大坊珈琲店とかボルールドフルールなんかは第二基地的な
そんな位置づけだったのではなかったか?
もう、ここ数年は全然足を伸ばしてはいなかったけれど
それでも表参道から青山通りに入る機会があると
大坊珈琲店の姿を歩道から見上げては懐かしい思いに浸ったものだった。
こういうお店が閉店するということは、
やっぱり一つの時代の終焉なのかもしれない。
大坊珈琲店について綴られたこの本をパラパラとめくりながら
秋の夜長の珈琲タイムだ。
今夜はこの本とJAZZと一緒に過ごすことにしよう。
大坊珈琲店特設サイト
http://www.seibundo-shinkosha.net/pickup/daiboucoffee/
by darjeeling_days
| 2014-10-17 23:42
| book
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