ウィーンの地下鉄
2015年 02月 09日
ウィーンの地下鉄
ウイーンは、ライントラムと地下鉄を利用すれば、基本どこへも気軽に行ける。
慣れてしまえば乗り方もとても簡単だ。
まずは、Uと書かれた地下鉄の入り口から地下へ潜る。
カールスプラッツのように大きな駅だとちょっとした地下街になっていて、そこにはMACとかパン屋とか、お土産屋などがオープンしている。
で、目的の地下鉄の改札に向かおう。
ウィーンの地下鉄は、基本的にはU1~U6(ただしU5はない)まで番号が振られていて、行先が分かれる。
まずは、改札近くにある自動販売機で切符を買う。
切符の種類はいくつかあるのだが、一回券を使うか一日券を買うかは観光スケジュールによる。
自動販売機は何やらあれこれ表示されていて、一瞬???となるが、英語表示にもできるので、英語表示にしてから買うと便利だ。
まずは乗車券の種類を選ぶ。
一回券(Einzelfahrt Vollpreis)は、市内であれば基本同料金。往復は2枚買ってしまうと便利。
そのほかにも、一週間券、24時間券、半額(子供・犬用)券、48時間券、72時間券など、14種類もあるので、なんか迷ってしまいそうだが、観光の場合は、一回券か24時間券、あとは滞在日数によって眺めの物を買う手もある。
その次に枚数を選ぶ画面が表示されるので、必要枚数の画面に触れてタッチする。
そうすると金額が表示されるので確認し、料金を入れる。
使えない紙幣があるので、表示を確認しよう。
ペラペラの切符が出てくるので、それをもって改札へ。
ちなみに、このチケットは、リンクトラムとバスも共用で、路上ではトラムやバス停の近くのキヨスクで買うことができる。
(左上のアオイボックスがトラム内の打刻機:これと同じのが改札にある。)
しかし、改札といっても、日本のような自動改札機があるわけではない。
青いパンチングマシーンが何台か並んでいるだけで、フリーパスの様相。ここで注意が必要なのは、切符を駆ったら必ずこのパンチングマシーンで最初に乗るときの日時を打刻しておくこと。
そうしないと、社内で不意打ちに検札があると、追加料金を取られることになるらしい(といっても、数回乗った時には、検札は全く来なかった。)。しかし、結構これは性善説的な改札システムだなあ。
一時間以内なら、一回券で何度も乗り換えが可能というのも、交通機関としては優れている。まあ、ウィーンの都市としての小保がこじんまりしているから可能なシステムなんだろうなあ。
ホームは、とても近代的できれいだし、車両も現代的で明るく居心地もよい。海外の地下鉄は怖いみたいな印象があるが、基本は大丈夫。ただし、すりには注意する必要がある。まあ、普通にしていれば問題はない。
乗る方面は、行く方向の最終駅の表示を頼りにホームに進む。隣の駅でも、基本的には最終駅が表示されている。主要駅を表示してくれるきめ細かい配慮はない。また、駅名の表示には、次の駅がどこかという表示もないので、切符の自動販売機か車内の路線図を確認しよう。
地下鉄は、どこの国もそんなに変わりがないように思える。ただし、時刻表があるのかどうかは不明。たいてい次に来る電車はあと何分で来るという表示が電光掲示板に表示されているのが頼りだ。ウィーンの地下鉄はたいてい5~10分に一本の感覚で運行されているようだった。
車内は結構派手な色合いの、清潔で綺麗な感じ。いろいろと親切なマークが表示されている。
日本同様、お年寄りなどの優先席、ベビーカーの固定用ベルトなども完備されている。
一つ気を付けることは、地下鉄に乗り降りする際、ドアが自動で開かないこと。
駅に着いたら、降りたいドアのハンドルをぐいっと引いて開けるのと、ボタンを押しておくタイプとがある。
乗るときも同様だ。
これをしないでドアの前で待っていても、ドアは開かない。
by darjeeling_days
| 2015-02-09 22:49
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