Cafe Palmenhaus
2015年 02月 11日
カフェ・パルメンハウス(Palmenhaus)
Nikon D800,
ウィーンには様々なカフェがあるのだが、それぞれにいろんな特徴があって面白い。
多くのカフェが、宮廷文化を彷彿とさせるような豪華な内装である場合が多いのに対して、この宮殿の温室にあるパルメンハウス(Palmenhaus)は、ウィーンでも一風変わったカフェに分類されるのかもしれない。
このカフェは、地図をご覧のとおり、まさに王宮内に位置するカフェといえる。もちろん、王宮内には宮廷の建物そのものの中に、カフェはあるのだが(カフェ・フェ・ホーフブルク)、カフェであり、レストランであり、さらにバーである機能をきちんと歌っているだけあって、普通のカフェ以上にオールマイティーな感じがする。
しかもその作りがすごい。そもそも大温室の一角ということもあって、ほぼ鉄骨とガラスで覆われている。柔らかな冬の日差しが差し込む中で、11時半までは朝ご飯メニューを、3時までランチメニューをと、軽食類がかなり充実している。
天井がとても高く、明るくて、さらに南国風の植物(棕櫚のようなものやシダ類)があちこちに見えるので、とても落ち漬ける感じがするのがこのカフェの特徴だといえるだろう。
バーカウンターも充実してて、暗くらるとそれなりにお酒を飲むスペースへとも変身する気がする(もっとも、多くの人が午前中からビールを飲んでいるのだが(笑))。
午前中は朝ご飯を食べる日人がおおいらしく、どのテーブルにもナイフとフォークがセットされているが、もちろん喫茶だけでもOKだし、ケーキなどのスイーツをオーダーすることも可能。
気軽にカウンターに陣取って、ビールだけを飲んでいる人もいるので、まあ、王宮巡りにちょっと疲れたら立ち寄ってみよう的なカフェとして珍重されている感じがした。
で、肝心のソフトドリンクメニューだが、まあ、一般的な珈琲類は完備されているといったところだろうか。ただ、面白いことに、ニンジンジュースを頼む人が多くて、これは朝ご飯メニューのセレクトの様だった。
僕はお決まりのメランジェを。ここのはオーソドックスなカフェオレだった。もう少し他の物を頼んでみるべきだったと、ちょっと公開していたのだが、まあ、この後、またほかのカフェにもいったので、ここはこれで仕方ない。
入り口近くのキャッシャー脇には、ケーキのショーケースがあって、そこにはなかなかおいしそうなケーキが並んでいる。確かにメニューには、ケーキセットというのがあって、日本でもそうだのだが、あのケーキにしてねとオーダーしなければならない。カフェの店員さんにおすすめのケーキは?って聞いてもドイツ語の名前で帰ってくるので、そこはつらいし、そもそも、ケーキの名前が分からないと一体それはなに?って感じでオーダーできないので、そういう場合は、このショーケースを見に来て、名前を憶えて、あれにしてねということになる。まあ、それはそれでめんどくさいが(笑)、この方法が一番確実である。
とにかく明るいカフェなので、家族連れも、男性一人も、カップルも、なんかにこにこいい感じだ。
カフェスタッフも、お客さんと話をするのが大好きみたいな感じで、ちょっと手がおろそかになりがちだったりするが、見ている分にはとっても和やかでいい感じだった。
ということで、ここパルメンハウスは結構おすすめのカフェなのであった。
ちなみに、土日の午後は予約で一杯みたいなので、昼前の早めの時間に行くか、予約したほうがいいかもしれない。
パルメンハウス(Palmenhaus Cafe Brasserie Bar)
住所:Burggarten 1, 1010 ViennaAustria
電話:+43 (0) 1 533 10 33
営業:11:30~00:00(水曜、木曜)、10:00~1:00(金曜、土曜)、10:00~23:00(日曜)
定休:月曜、火曜
http://www.palmenhaus.at/
by darjeeling_days
| 2015-02-11 08:27
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