ミュンヘンの地下鉄

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ミュンヘンも地下鉄網が結構発達していて、
気軽に地下鉄移動が可能な都市だ

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ウィーン同様、行先方面の最終駅の名前を覚えておけば
そっち方面の電車に乗ればいい

地下鉄はU-bahnとよばれるので、路線もU1とかU2といった番号で表示される。
ちなみに近郊列車がS-bahnで、中距離列車はRE。

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ただし、地下鉄の路線網は、U1とU2号線、U3とU6号線、U4とU5号線の組み合わせになっている。つまり、別々の始端駅を出た2本の路線が、市中心部で合流して同一軌道上を走行するので、市中心部は例えばU1もU2も同じ駅を通るからどっちを使ってもOKという部分がある。

ただし、枝分かれした先までいくのであれば、決まった番号の地下鉄を利用しなければならない。
どっちの電車が来るかは、駅の表示を見て確認しよう。

日本でいうと、都営新宿線の九段下ー神保町間を東京メトロ半蔵門線が並行しているという感じかなって思うのだけれど、そうではなくて、都営新宿線も半蔵門線も九段下ー神保町間は同じ線路を使って走るみたいな感じ。日本の地下鉄ではそういうのはないなあ。

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切符はウィーン同様何種類かに分かれる。
基本はEinzelfahrkarte(一回券)。ただし、一日3回以上乗るのであればTageskarte(一日券)が便利でお得。

で、これらは駅の自動販売機で購入する。

ミュンヘンの地下鉄の場合は、ウイーンと違って、区間で料金が異なる。一回券を買うときには、距離によって4つのゾーンに分かれていて、目的の駅が、1ゾーンなのか2ゾーンなのかを確認しておくことが必要だ。

自動販売機の近くに地図が張ってあるので、それを見ると目的の駅がどのゾーンにあるかわかるようになってる。ゾーンは色で分けられていて、ミュンヘン市内が白、その周りが緑、黄、赤だ。

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同じ色の中での移動だったら1ゾーンなので、切符を買う際に1ソーンか2ソーン化選ぶ画面で1を押せばよい。ミュンヘン市内はほぼ白色の中に入っている。

ただし、自動販売機の近くの地図がなかなかわかりにくいので、注意が必要。やっぱり日本の電車の表示って親切だなあって思う。ただし、路線図から駅名を探していくらと確認したうえで切符を買わなければいけない日本の電車も、料金体系が細かすぎて面倒は面倒かも(笑)。まあ、そんな外人さんには、PASOMOをおすすめしているが。


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さて、今回僕らは、たとえば、マリエンプラッツからオリンピックガッセまで行かなければならず、これが1ゾーンなのか2ゾーンなのか知るのに苦労した。でもそれさえわかれば、ミュンヘンの地下鉄も英語表示ができるので、1回券、ゾーン、買う枚数、表示されたお金の投入で楽にチケットを買うことができる。

まあ、慣れの問題かなあ。

ちなみに改札はない。ウィーンと同じように、切符に日時を打刻する打刻機が備え付けられているので、それに切符を入れて打刻すればOK。なお、地下鉄の切符の自動販売機では、Entwertung(打刻)の有無が選べるので、有りにしたら、3時間以内に使う必要がある。無にした場合は、エントランス付近の打刻機で打刻してから3時間だ。くれぐれも打刻するのを忘れないように!

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しかし、このシステム、いくら抜き打ちの切符チェックがあるとはいえ、無賃乗車の人が多いのではないかとおもってしまうのは、僕だけだろうか(笑)。

車両も、車内も、比較的綺麗。ウィーンのお隣りということもあって、乗り降りのシステムも同じだった。車両はややミュンヘンのほうが古目かなあ。シートは日本のようにふかふかしていない。ただし、ミュンヘンのはクッションがあり、板貼りというわけではないのがよかった。
by darjeeling_days | 2015-02-27 21:39 | travel | Comments(0)

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