桜干菓子/塩野
2015年 04月 13日
桜干菓子「八重桜、山桜、吉野桜」
Panasonic DMC-GX1, Leica 45m F2.8 MACRO
お茶のお友達、中村さんから
誕生日プレゼントと季刊Darjeeling Daysお礼ということで
塩野の桜干菓子というのが送られてきた。
包装を開けてびっくり!
とっても美しい和菓子の桜の花が並んでいた。
塩野は赤坂にある和菓子店。
このお菓子はその中でも 季節ものお菓子らしい。
とあるブログでこのお菓子の正体を知ったが、
山桜と八重桜の下の部分(半透明な桜)は、
干し琥珀(艶干し錦玉)という半生菓子で、
普通の寒天より堅い甘い寒天(錦玉羹)を
深桜型の生抜きで抜き、自然乾燥させたもの。
乾燥させることで回りがぱりぱりの砂糖衣になり、
表面はしゃくしゃく、中はぷるぷるした食感になるらしい。
吉野桜と八重桜の上の部分は寒氷(すり琥珀)で、
干し琥珀よりさらに甘い寒天を作り温度を下げることで
砂糖を再結晶させ、不透明の寒天を生抜きで抜き、
自然乾燥させたもの。
抜いた後の製法は干し琥珀と同じで、
表面はぱりぱり、中は砂糖が多くしっとりした食感になるとのこと。
干し琥珀と寒氷は砂糖が多いため、2~3週間ぐらい日持ちがする。
味は砂糖と寒天で作るお菓子なので
それらの素材の味しかしないが、
単純だからこそほっとするような味で
甘過ぎず、お茶と一緒に頂くとてもおいしい。
和菓子『塩野』
住所:東京都港区赤坂2丁目13−2
電話:03−3582−1881
営業:9:00~19:00
定休:日曜日
by darjeeling_days
| 2015-04-13 22:48
| Sweets:和
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