姫路城
2015年 07月 14日
姫路城 2015.07.11
Nikon D800, TAMRON 70-200mm F2.8
岡山の帰り、土曜日だったので新幹線を途中下車して
改築された姫路城を見に行くことにした。
やっぱりDarjeeling Daysは城特集か?(笑)
姫路駅を降りたって姫路城方面を眺めると
そこには正面にどーんと姫路城の白い姿が。
やっぱりいままで見てきた城の中では
一番大きくて美しくて綺麗だった。
バスで行けばいいものを
駅から姫路城までの道のりを歩いてしまったら
大汗をかいてしまった・・・・
流石に近くで見る姫路城は立派だった。
いままで結構な数の城を見てきたが
日本の名城No.1に位置するのはこの城だと実感。
姫路城は、もともと室町時代に赤松則村が砦をこの地に作ったのが始まり。
で、1346年に赤松貞範が姫山に本格的な城を築くのが大本だといわれている。
でも、この巨大で立派な城に仕立て上げたのは、
やっぱり秀吉なんだそうだ。
応仁の乱以降、この地を治めていた黒田家が
秀吉の中国攻略のため献上した際に、
3層の天守閣を築いたのが秀吉らしい。
関ヶ原以降、池田氏が大改造し
さらに本多氏が増築し現在の姿になったのだそうだ。
姫路城の縄張と呼ばれる場内は、
防御のための導線が3重の螺旋形になった複雑巧妙。
これは江戸城と姫路城にしか類例のない形式なのだとか。
江戸城がいまはないので、そういう意味では
姫路城が日本で唯一の構造といえるかも。
さらに5重6階の大天守と3つの小天守が渡櫓でつながり、
幾重にも重なる屋根、千鳥破風(はふ)や唐(から)破風が、
白漆喰総塗籠造となっているので、
まさに白鷺城に異名とマッチしている。
その姿はまさにも美しいの一言といえる。
姫路城は、実は基本的にできたときの姿を残している。
これだけ立派な城なのに、
400年の歴史の中で、戦にまみえることなく、
第二次世界大戦の戦災に遭うこともなかった、
まさにたぐいまれな城。
だからこそ、この城の価値がいかに大きなものであるかが
わかるというものだ。
姫路城
住所:姫路市本町68番地
電話:079-285-1146
営業:9:00~16:00(夏季9:00~17:00)
定休:12月29日・30日
http://www.city.himeji.lg.jp/guide/castle/
by darjeeling_days
| 2015-07-14 22:37
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