喫茶店の終焉とカフェの始まり
2016年 11月 11日

僕たちが学生だった時代
カフェなんて言葉は知らなくて
基本的には喫茶店(略してサテン)だった。
勿論、店の名前にカフェが付くケースも
結構見かけた記憶があるが、
たとえばそれらは「カフェ・ド・サンパ」というサテン
みたいな感じだった気がする。
でも、今や喫茶店というと
古き良き良き時代を彷彿とさせる
老人がやっているような店を指す言葉になってしまったし、
昔だと僕らがサテンと呼んでいた店は
基本的にはcafeになってしまった。
息子も「カフェで勉強してくる」なんていう。
サテンで勉強だった時代はもはや今は昔。
そういえば、珈琲がメインでも「喫茶」。
そういう名前の付けどころが日本らしいと思うが
喫茶店の売りは珈琲がメイン。
それでも「茶しない?」というふた昔も前のナンパの常套句が
今では死後になってしまったように
喫茶店という言葉自体がもはや死語になってしまったのかもしれない。
例えば「K&A」。
大昔町田にあった足しげく通った喫茶店。
いわゆる今の僕らの基礎になったルーツ的なお店。
初めて行ったときはカフェという名前を付けても
十分納得できるようなとても良い店だったのだが、
最後はやはり学生のたまり場になるサテンになってしまった。
カフェ・グレ
その後僕らが通った珈琲のお店。
でも、ここは喫茶店ではなくて
従来の喫茶店とは一線を画す
カフェだったのかもしれない。
喫茶店K&Aの終焉が僕らにとってもサテンの終焉で
その先に始まったのは
新しいカフェ文化だったということなのだろう。
あの時喫茶店はやはり僕らの中でも終焉してしまっていたのだ
だからいま振り返ると
喫茶店としてのグレは頭に浮かばない。
喫茶店はやはりK&Aなのだ。
少しだけノスタルジックに
古き良き時代の喫茶店巡りでもしてみようか。
by darjeeling_days
| 2016-11-11 19:32
| Drinking:珈琲
|
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