松山城へ!
2018年 08月 04日
フルーツパーラーみうらから、大街道を抜け
再びロープウエイ街をぶらぶら。
さっきの霧の森の前をとおったら
相変わらず行列ができていた。
さらに先に進むと
松山城に登るロープウエイの駅がある。
ロープウエイでも並走するリフトでも
上がることができるというので、
写真を撮ることを考えて
僕はリフトに乗ってみた。
が、あまり意味はなく、暑いだけだった(笑)
でも、ロープウエイも冷房は聞いていないので
風を切る分リフトの方が良かったのではと
家人が言っていた。
リフトは大昔のスキー場にあった
1人の利用のもの。
乗車時間は6分程度。
あとから発車したロープウエイと
ほぼ同時に到着するので、
乗車時間は圧倒的にリフトの方が長い。
ただ、ケーブルカーには
海外の客がおおくて
混んでいるようだったから
思い切り開放感のあるリフトでよかったか。
いずれにせよ、暑いのには変わりない。
ロープウエイの終着駅「長者ヶ平」から
城までは10分程度の登り路。
炎天下、30度越えの厚さの中この坂を上るのは
結構な苦行だった。
幸い、ポケモンンGOのイベントの最中だったので
ポケモンゲットに神経を注ぎ、
気が付いたら登り終わっていたという感じではあった。
急な城壁の脇を上り、
太鼓門というのをくぐると
本丸跡にたどり着く。
その先は平らな平地が天守閣まで続く。
天守閣の全貌が見えるポイントには、
初代城主 加藤嘉明(よしあき)にちなんで名付けられた
松山城のキャラクター「よしあきくん」が建っている(笑)
そもそも松山城は、天正11年(1583年)4月、
近江国伊香郡(現:滋賀県長浜市)の賤ヶ岳付近で起きた
羽柴秀吉と柴田勝家の戦い賤ヶ岳(しずがたけ)の合戦で有名な
七本槍の1人、加藤嘉明が築いた城。
現存天守12城の一つとして有名だが、
さらに、その形状が姫路城と類似した
連立式天守として
人気のある城だ。
天守の平面構成には独立式・複合式・連結式・連立式の4つの形式があが、
この松山城は典型的な連立式天守だ。
これは城郭の象徴である天守の構成分類の一つで、
天守・小天守・櫓を四方に配置し、
渡櫓でつなぐ形式だといわれる。
建物で仕切られた中庭があるのが特徴で、
厳重な防備手法であるため
天守防衛の究極の姿なのだとか。
だから、見た目が松本城などと違って
とても重厚にみえる。
城の機能としてはとても優れていたのだろうが、
ただ、残念ながら、建物に近づくと
他の建物に邪魔されて天守が見難いのが難点だ。
城の周りをぐるりと一回りすると
現存天守の中では
姫路城に次いで大きな構造のような気がする
(まだ12条全て制覇してはいないのでわからないが)。
国宝に指定されている
松本城、犬山城、彦根城、姫路城の四つの天守は
「国宝四城」と呼ばれるが、
松山城はそれに匹敵する城ではないかと思う。
by darjeeling_days
| 2018-08-04 12:45
| travel
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