道後温泉別館 飛鳥乃温泉(あすかのゆ)へ

P8040667

JR松山駅近くのタイムズレンタカーで
マツダデミオを借りて
道後温泉へ戻ったのだが
なんだかカーナビの使い勝手が今一で
もたもたしてしまった。

でも、夕ご飯までまだ時間があったので
ぶらぶらと温泉街を散策がてら
今日は飛鳥乃温泉へ入ることにした。

P8040659

道後温泉別館 飛鳥あすか乃の湯泉は、
飛鳥時代の建築様式を取り入れた湯屋が
コンセプトの「新湯」で、
2019年1月から改装される本館に代わる
のんびりゆったりと入浴できる施設だ。

P8040660

隣にある椿の湯との間の中にはには
オンセナート2018の展示の一つ
椿の大きなオブジェが建っている。

中に人が入れるようになっていて
中に入った人が両手を大きく上に広げると
飛鳥乃温泉の2階から見下ろした時に
椿の蕊が中にあるように見えるのだという。

P8040663

飛鳥乃湯は、本館を模して
二階の上に塔屋を配し、
その上にはちゃんと白鷺がちょこんと鎮座している。

この飛鳥乃湯は、道後温泉本館と同じく、
全国でも珍しい加温も加水もしていない
源泉かけ流しの湯だ。

これもまた同じように、
湯釜が配された大浴場が一階にあり、
二階には大広間と
本館にある皇室専用の浴室「又新殿」を再現した特別浴室と
伊予簀の御簾と天井画があるという。

特別浴室は3か月前から予約できるので
当日いきなり行って入るのは難しそうだ。

旅館でのんびりできるので
僕は一階の大浴場(600円)を愉しむことにした。

男子浴室には、山部赤人やまべのあかひとの歌をテーマに、
いさにわの丘から望める
伊予の高峰・霊峰石鎚山をモチーフにした砥部焼の陶板壁画がある。

道後温泉とは対極の現代的な温泉で
ここも体験しておくと良いかなと思った。

2018-08-04 17.59.19-1

2018-08-04 17.59.23-1

館内は一切の写真撮影が禁止されいたので
鶏ことが出来なかったのだが、
エントランスにあった書家・紫舟氏の書の彫刻は
撮っていいとのことなので、
それだけ撮影してみた。

文字は「水流香(すいりゅうか)」。
こういうオブジェはなかなか面白い。

P8040662

湯にのんびり浸かって出てくると
中庭に聖徳太子がこの湯につかって
感動して書いたという文を書き記した碑が経っているのを見つけた。

2018-08-04 17.32.55-2

更にその前では、オンセナートの一環で白い布を雲に見立てた
風船を飛ばしていた。

P8040665

ちなみにとなりにある椿の湯だが、
昭和28年(1953)に建てられた共同入浴施設だが
昭和59年(1984)に改築され、平成29年(2017)12月26日にリニューアルオープンした。

造りは飛鳥乃温泉とほぼ同じ感じで
湯釜もある。
飛鳥乃温泉がここと差別化されているのは
本館を模した広間や個室があって、
そこで休めるという仕組みであるところか。

椿の湯は、湯だけなので、
7年間の本館改装中に
本館と同じ気分を味わうための新たな施設が必要だったのかな。

P8040658

立派な建物なので、これを改装してもよかったのでは
ってお思うのは僕だけだろうか(笑)

P8040666

椿の湯の書面入り口には
椿の花をモチーフにしたオブジェが飾られていた。
これもオンセナートの展示だったらしい。

こんな温泉施設をのんびり楽しめるのが
道後温泉の愉しみの一つである。


飛鳥乃温泉
https://dogo.jp/onsen/asuka
椿の湯
https://dogo.jp/onsen/tsubaki

logo

by darjeeling_days | 2018-08-04 17:20 | travel | Comments(0)

美味しいものを食べて、旅して、写真を撮って、本を読む。そんな日常の極上の楽しみを切り出した、至極個人的なブログです。https://www.tearecipe.net/


by darjeeling_days
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31