今治城を望む
2018年 08月 05日
今治城は、幾たびも君主を買えた戦国武将、藤堂高虎が
関ヶ原の戦いの後、伊予半国20万石を領した際に
瀬戸内海に面した海岸に建設した平城だ。
藤堂高虎は城造りの名人と称され、黒田孝高、加藤清正とともに名高い。
宇和島城・今治城・篠山城・津城・伊賀上野城・膳所城などを築城し
江戸城をはじめ、様々な城の普請工事にも携わった。
別名は「吹揚城(ふきあげじょう)」。
今治城は慶長7年(1602)に築城を始め、
五重天守などの建物も含め、竣工は13年頃と推測されている。
特徴は、海水が引かれた広大な堀や、
城内の港として国内最大級の船入を備えた日本屈指の海城という点。
しかし、高虎が伊賀・伊勢転封となった際に
解体されたともいう。
ちなみに高虎は最終的に徳川家に仕え、
家康の覚えがめでたかったといわれている。
現在の天守は昭和55年(1980)に
本丸北隅櫓跡に建てられた模擬天守。
今治城
住所:愛媛県今治市通町3-1-3
電話:0898-31-9233
営業:9:00~17:00
休館:12月29日~31日
by darjeeling_days
| 2018-08-05 13:20
| travel
|
Comments(0)