Setaroのパスタ
2018年 11月 10日
従姉のお姉さんにパリで買ったお土産ということで
Setaro(セタロ)のリングイネをもらった。
いつも週末パスタ活動で使っているのは
国産のパスタがメインだったのだが、
このSetaroのパスタ、目からうろこのパスタだった。
Setaroは、ナポリの南東20KM、
ベスビオ火山の麓に位置する小さな村、
トッレ・アヌンツィアータ(Torre Annunziata)で作られる。
この一帯はベスビオ火山から吹き下ろす風と
海から吹き込む風が冷暖絶妙に調和して
パスタの乾燥には最適な自然環境だといわれ、
16世紀以来パスタ生産の中心地として栄えてきらしい。
今ではイタリア全土でパスタが作られ、どこも機械化しているらしいが、
この地域で伝統製法でパスタを作っているのは
すでにSETARO一族だけなのだとか。
厳選した小麦粉(セモリナ)と湧き水のみで造られたパスタは
24時間から120時間をかけて自然の風で乾燥させ製品になる。
ブロンズ・ダイス(銅製の抜き型)を使い
パスタの表面に細かい凹凸を作るのでソースの絡みが抜群。
他のパスタと違い、うっすらと粉を葺いたような表面になってる。
そして何よりも茹で上がった麺はモチモチッとして弾力があり、
生パスタのような噛み心地だ。
今回頂いたのはリングイネ。
トマトソース、ラグーソース(ミートソースやボロネーゼ)、
カルボナーラなど、 少し濃いめのソースとも相性が良刺そうな気がする。
by darjeeling_days
| 2018-11-10 20:30
| foodstuff:料理具材
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