駒沢敏器を読む
2019年 03月 10日
駒沢敏器の本は、
単行本も
その単行本が文庫になったものも含めて
一応全部持っている。
(ただし翻訳本は除く)。
『伝説のハワイ』(東京書籍、共著:佐藤秀明 1994)
『街を離れて森のなかへ』(新潮社 1996)
『地球を抱いて眠る』(NTT出版 2000)
『夜はもう明けている』(角川書店 2004)
『語るに足る、ささやかな人生』(NHK出版 2005)
『アメリカのパイを買って帰ろう―沖縄58号線の向こうへ』(日本経済新聞出版社 2009)
『人生は彼女の腹筋』(小学館 2014)
まだまだ本になっていない小説や
コラム、エッセイなど沢山あるはずなので
そのうち、どなたか本にしてくださるとうれしいのだが。
せめて、キララ連載の小説たち(特に『ボイジャーによろしく』)は、
『人生は彼女の腹筋』のように
本にならないのだろうか。
これからいろいろ集めてみようかと思う。
『MORGEN ROTE』に掲げた彼の著作のみならず、
あちこちに転がっている彼の文章たちを集めてみるのは
とてもおもしろい作業かもしれない。
古本屋へGOなのである。
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myuyama at 2019-03-16 23:21
『人生は・・・』を読み始めました。小説は初めてなんですが、どうしても主人公と駒沢さんを重ねてしまいます。(笑) 初めて読んだのが、1995年の太陽臨時増刊CLASS Xの「生活をダイエットする」という記事で、私にとっては衝撃的な出逢いでした。エッセイの単行本は手放してしまったものもあり、後悔しきりです。
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darjeeling_days at 2019-03-17 12:56
> myuyamaさん
『人生は・・・』は、キララに掲載された小説を、小学館の稲垣編集長が敏器逝去後に苦労して出版してくださった遺作です。
おっしゃる通り、主人公と彼の行動は、とても重なります。
この本の一番最後に掲載されている京都を主題にした短編小説が、彼の本当の遺作になったものですが、特にこの作品には、そんな彼の望みとかメッセージが込められているような気がしてなりません。
雑誌のあちこちに散らばっている彼の作品を一つに集めたいなあって、最近になって思っています。
『人生は・・・』は、キララに掲載された小説を、小学館の稲垣編集長が敏器逝去後に苦労して出版してくださった遺作です。
おっしゃる通り、主人公と彼の行動は、とても重なります。
この本の一番最後に掲載されている京都を主題にした短編小説が、彼の本当の遺作になったものですが、特にこの作品には、そんな彼の望みとかメッセージが込められているような気がしてなりません。
雑誌のあちこちに散らばっている彼の作品を一つに集めたいなあって、最近になって思っています。
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darjeeling_days at 2019-03-17 12:58
> myuyamaさん
MORGEN ROTEの敏器追悼号をWEB公開しました。
よろしければお読みください。
http://www.tearecipe.net/morgen/special.html
MORGEN ROTEの敏器追悼号をWEB公開しました。
よろしければお読みください。
http://www.tearecipe.net/morgen/special.html
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myuyama at 2019-03-17 23:49
MORGEN ROTEのお知らせ、ありがとうございます。ぜひ読みたいと思っていたんです! 手書き文字やイラストも沢山あって、ミニコミ好きにはたまりません。
駒沢さんは皆さんに愛されていたんだなぁ、としみじみ。こうして追悼号を創って頂いて、ご本人も喜んでらっしゃるでしょうね。ちょっと照れてるかも。(笑)
小説の主人公とは重ねて読んでもイイんですね? 読み進めるのが益々楽しみになりました。
駒沢さんは皆さんに愛されていたんだなぁ、としみじみ。こうして追悼号を創って頂いて、ご本人も喜んでらっしゃるでしょうね。ちょっと照れてるかも。(笑)
小説の主人公とは重ねて読んでもイイんですね? 読み進めるのが益々楽しみになりました。
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darjeeling_days at 2019-03-19 07:40
by darjeeling_days
| 2019-03-10 12:25
| book:本
|
Comments(5)