さあ、温泉!(ふきや旅館@湯河原)
2019年 03月 21日
温泉の愉しみは、なんといっても湯だ。
湯河原の湯は、ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉 (弱アルカリ性 低張性 高温泉)で
源泉温度は60~90度らしい。
色は無色透明で、においはしない。
でも、なにか柔らかくて肌に優しい。
ふきや旅館には、そんな湯河原の湯を堪能できる
幾つかの風呂が用意されている。
屋上に設えられた貸し切り露天が二つ(予約不要)。
空いていればいつでも入れる。
生憎の強風と雨で入るのは断念。
見学だけしてきた(笑)。
上の写真が貸し切り露天(手前)
広い檜の湯舟がいい感じだ。
こちらがもう一つの貸し切り風呂(奥)
どちらも大きめの造りで、
よりゆったり寛げる広さだ。
湯舟に入ると、湯河原を囲む山々の
美しい稜線が視界に入ってくるはずだ。
入れなかったのがちょっと残念。
実際に入ったのはこちら。
大浴場付属の露天風呂。
景色は小さな庭の望む程度なので
むしろただ何も考えずに
ぼうっと浸かるのがよい。
この時は貸切風呂状態だった。
大浴場。
こちらはありがちな湯。
最近この手の造りの温泉が多い。
人数をこなすためには仕方がない。
ここもこんなに広いのに貸し切り。
のんびり浸かることが出来た。
ちょっとだけ坊ちゃんさながら泳いでみたのは
内緒である。
泳ぐべからずの張り紙をされても困るので(笑)
洗い場は湯舟に背を向ける感じで
複数設えられていた。
木の椅子と木の桶が温泉情緒を盛り上げる。
で、僕はやっぱり露店が好きなのである。
こちらには30分ぐらいつかっていたかもしれない。
桶の素材は、木曽の文字があるから檜かとおもいきや、
こうやまきだった。
高野槙と書く。
今では世界広しと言えども、日本と韓国にしか生えていないらしい。
木曽五木(ヒノキ・アスナロ(アスヒ)・コウヤマキ・
ネズコ(クロベ)・サワラの五種類)の一つだという。
水に強くて朽ちにくいため
こうして湯桶や湯舟の素材として
使われるらしい。
ふきやの由来の植物のふきが焼き印されれている。
こういう湯桶って、ほしいなと思うのだが
我が家の風呂場には全く似合わないので
いつも断念することになる。
気持ちの良い湯を満喫して
内風呂の前にある湯上がり処でまったりする。
ここの床は、ぶ厚い松の板のなぐり仕立てで、
素足で入るととても気持ちがよい。
そして横にあるマッサージチェアでひとしきりリラックス。
ああ、マッサージに行きたいと思う。
部屋に帰ると
風呂上がりの飲み物を無料サービスしてくれる。
ビールやジュースのほかに
蜜豆というメニューがあったので
冷茶と蜜豆をお願いした。
湯上りにはうってつけの甘味だった。
至福!!!
by darjeeling_days
| 2019-03-21 16:07
| travel
|
Comments(0)