金沢柚子屋旅館 緑草音で懐石料理
2017年 12月 01日
家族と金沢で合流したあと、
ちゃんとしたご飯が食べたいので
あらかじめ予約しておいた
金沢柚子屋旅館の緑草音という懐石料理屋さんへ。
市内からタクシーで10分ぐらいの
山の中にある静かな旅館だ。
暗くなってからの到着だったので
よくわからなかったが
旅館としてもよさそうなところだった。
案内されたのは
光を落とし気味の個室テーブル席
静かでよい雰囲気だ。
献立は以下のとおり
先 香箱蟹
椀 加賀蓮根
造 季のもの
温 雲子
揚 海老芋 数の子
肴 山海珍味
鍋 甘鯛
飯 雑炊 筋子 香の物
甘 代白柿 加賀棒茶
まずは香箱蟹。
これが食べたくて来たようなもの。
冬の金沢ならカニを食べないとね。
松葉蟹(加能蟹)はまたたべるので、
今日は上品な香箱を満喫する。
小さいけれどうまみが凝縮されていて
本当においしい。
味噌も卵も、いつまでも食べていたくなる。
椀のものは、加賀蓮根のすり流し、
中に入っているのはエビしんじょとからすみ。
蓮根のすり流しっておいしいなあ。
お造りは2種類。
まずは、河豚。
少ししかないのが残念だが、
味が濃くておいしかった。
もう一皿は、バイガイと寒ブリ。
さすが日本海のこの時期、
魚といえば寒ブリなわけである。
これも実がしっかりとした
奄美のあるおいしいブリ刺だった。
次に出てきたのは豆乳スープ?と思ったら
雲子の茶わん蒸しだった。
これも濃厚で美味しい。
焼き色がいい感じで、
赤いワンポイントは梅肉だった。
揚ものは海老芋。
こちらはまあオーソドックスだ。
香ばしくてほくほくとおいし。
しかし、上に載っているのは数の子の天ぷら。
さすがに数の子の天ぷらというのは初めてだった。
さっと揚げてあり、レアな感じ。
プチプチとした触感がいい感じだった。
そして肴は山海珍味。
まるで実験のようにビーカーのようなガラスの器に盛られている。
中身は加賀牛のヒレとタンのステーキと
ボタンエビの紹興酒漬け。
加賀牛は、軽く葡萄の葉でスモークしてあるのだとか。
そして紹興酒に漬けたボタンエビはとろとろで絶品。
最後に出てきたのは、鍋。
この季節だと、ブリ鍋とおもうのだが、
なぜか甘鯛。
柚子の香りのたっぷりする鍋は、
甘鯛だけではなく、ネギの類もおいしく頂ける。
魚介で取った汁に
柚子がこうして浮かんでいるだけでフォトジェニックなのだ。
丁寧に板前さんが
目の前で鍋を作ってくれるのはとてもうれしい。
なんとなくセリのようなものも入っているけれど
これはクレソン。
いうなれば金沢版セリ鍋的な位置づけだろうか。
クレソンを鍋にするというのもいい感じだ。
ご飯は「蟹飯」と聞いてたので、えー違の?って思ったのだが、
この甘鯛の鍋からの雑炊がめちゃくちゃうまかった。
皮の向かれた柚子がごろんと一つ。
本当に香りがよい雑炊だ。
そして筋子(いくら)がたんまり出されるので
好きなだけ乗せて食べることができるのがうれしい。
見た目だと多少量が少なく見えるけれど
いやいや、さすがにおなか一杯になった。
そして最後のデザートが、か、柿だった・・・( ;∀;)
こりゃダメだわと思ったのだが(何しろこの世で食べられないものはモツと柿なのだ)
焼酎に漬け込んだ白布柿は、
柿の味がほぼせず、
とろりと甘くて僕にも食べられた。
まさにデザートそのもののおいしさ。
そして加賀棒茶が供された。
やや料理のでるぺーすが速いので、
飲む人は要注意かな。
もっとも、飲みながらだとペースダウンはしてくれそうだが。
我が家は誰も飲まないので、良いのだが、
結構それでも次から次へと料理が出されて、
ちょっとだけせかされている気分だったのが
しいて言えば減点材料かな。
ちょうど26回目の結婚記念日でもあり、
息子も参加しての楽しい夕食になった。
ランチもやっているので、
今度はランチに来てみようか。
by darjeeling_days
| 2017-12-01 20:00
| Japanese food:和食
|
Comments(0)






















