飛鳥坐神社

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明日香に到着して原付バイクを借りた後、
一番最初に向かったのが
飛鳥坐神社だった。

ここは、『日本書紀』によれば、朱鳥元(686)年の記録として
すでに事代主神、高皇彦霊神、飛鳥三日比売神、大物主神の4座が
祀られていたとされている延喜式内社だ。

飛鳥の神奈備から現在の鳥形山に遷座されたとの記録があるらしい。
なんでも、大国主神の国譲り後、大国主の息子事代主が
80万神を髙市に集め天高市(飛鳥)に鎮座したと
『日本書紀に』記されているとのこと。

事代主は大国主の息子で、
高皇彦霊神は天地開闢の時にあらわれた五柱の神々
飛鳥三日比売神は事代主神の妹とされる賀夜奈流美命(=飛鳥神奈備三日女神)
そして大物主は大国主の荒魂。

なんでこれに興味をもったかというと
天孫族に誠を示すために集まったとされているが
それだけ神が集まれば、天孫族など蹴散らせるわけで、
奈良に鎮座したとされる大物主=饒速日と
ここは何らかの関係があったのではないかと思ったのだ。

が、残念ながらここだけみただけでは
饒速日関連の事項はなにも出てこなかった。
事代主と大国主ではなく大物主だということぐらいか。

境内には本社、中之社をはじめ
飛鳥山口神社など48の末社がある。

毎年2月の第1日曜日に行われる「おんだ祭」は、
天狗とお多福が演ずる夫婦和合の所作があるが、
境内には各種の陽陰石も祀られている。

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飛鳥坐神社(あすかにいますじんじゃ)
住所:奈良県高市郡飛鳥 明日香村飛鳥708
電話:0744-54-2071



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by darjeeling_days | 2015-11-21 10:01 | shrine:神社・稲荷神社 | Comments(0)

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