西の河原(草津温泉)
2019年 04月 28日
西の河原だ。
入り口には西の河原公園と明記してあり、
緩やかな登りの歩道が整備されていて、
ブラブラと散策ができる。
ここ一帯が大小約50の源泉であり、
その総省が「西の河原源泉」というわけだ。
いうなれば川にそってお湯があちこちで湧いてるという感じか。
源泉のひとつひとつに「琥珀の池」「鬼の茶室」などと
名前がつけられているという。
鬼の茶釜碑、草津穴守稲荷神社、西の河原公園 源泉足湯などがあり、
朝はあまり人がいないが日中になると多くの人が訪れる。
さらに奥に行くと山々を眺める露天風呂がある。
とても広い日帰りの露天風呂で、
朝早くにここに入るのを目的に上ってくる人もいた。
ただし、源泉に万代源泉を使用しているらしく、
こんなに周りに源泉が沢山あるのに、
なんで万代源泉をひきてきているの?と面白くおもった。
風呂はとにかく広いらしい。
500㎡(坪にしてら150坪)
畳300枚分の広さらしい。
いつか入りにきてみたいな。
でも、今回は奈良屋の湯で十分だ。
すぐ入り口付近にある足湯。朝は人が誰もいなかったが、
昼近くになると観光客で埋め尽くされていた。
これが後から来た時の光景。にぎやかだ。
西の河原は、まさに河原。
あちこちに石が転がっていて、
ところどころから湯が沸きだしている。
途中左斜面に階段があり、
その上に草津穴守稲荷神社が鎮座している。
西の河原らしく石仏も多い。
これは縁結びのお地蔵さんらしい。
群馬には珍しく双体道祖神もあった。
奥に向けて緩やかなの上りになっている。
まさに公園と呼べるような整備がされている。
源泉の池の中に島のようにあう岩の上に
石祠が祭られている。
ここも古くから信仰の場、修験道の修行の場だったのだろう。
奥まで行くと東屋があり
その右手はやはり源泉になっていて、
足湯でもある。
源泉には鬼子母神らしき石像ああり、
小さな鉄の祠も立っている。
この源泉の後ろにある階段を上ると、
大きな露天風呂の施設がある。
今日はパスしたけれど、いつかはいってみたい。
源泉のわきには西の河原不動尊もあり、
お不動様の石造が立っている。。
滝のように流れる源泉の湯。
ここの上も後からもう一度来たら
人が多かった。
源泉わきの足湯。源泉からは湯気がもうもうと立ち上がっている。
ここも朝はだれもいないが後からもう一度きたら
人が沢山だった。
ここで引き返すことにした。
途中、鬼の茶釜なる碑があった。
かつては西の河原の代表的な源泉で、
茶釜が沸騰するような音を立てて湯を吹き出していたらしい。
いまは見当たらない。
碑には「わき出る湯口はわれもおそろしや 鬼の茶釜の湯土産噺」と書かれていて
当時の様子がうかがえる。
写真からでは全くわからないが
かなりの硫黄臭がする。
西の河原らしい。
露天風呂に入りに来たらしいカップルが昇って行った。
そろそろ人が動き出す時間。
宿に戻って朝ごはんなのである。
by darjeeling_days
| 2019-04-28 07:15
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