ホトケノザに関するおおきな勘違い
2021年 03月 02日
先週、すっかりホトケノザだと勘違いしていた
ヒメオドリコソウだったけれど、
近所の畑のあぜ道に群生していたホトケノザをみて
なるほど、こういうことかと理解した。
つまり、ホトケノザの葉は
その名の由来のとおり、
仏様が乗る台座のように襟巻状になっていて
縁に鈍い鋸歯がある。
これが段々になって生えているのだ。
三階建ての塔のようにもみえるので、
別名「三階草」とも呼ばれているという。
一方、ヒメオドリコソウは、花は似ているけれど、
葉が三角形をしていた。
これは明らかに違うわけだ。
そしてもう一つ大きな勘違いをしていた。
ここに掲げた「ホトケノザ」が
春の七草の「仏の座」だと思い込んでいたのだ。
しかし、春の七草に数えられる「仏の座」は
キク科に属する越年草のコオニタビラコ(小鬼田平子)
あるいはタビラコ(田平子)という植物なのだという。
野の草のことは結構知っているつもりになっていたけれど、
ほとんど知らないことがこれで判明した。
野草のハンドブックでも買って
あれこれ撮影しないといけないなあって思った。
(花粉がきついので、やるかどうかはわからない。)
Nikon Z5、
TAMRON 90mm F2.8 macro
マウントアダプター FTZ
by darjeeling_days
| 2021-03-02 15:46
| photo:写真
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