コスタリカ ゲイシャの深煎り
2021年 04月 01日
コスタリカのゲイシャ、基本は浅煎りのコーヒーのはずだ。
ところが、堀口珈琲でそれを深煎りにしたというので
ついついオーダーしてしまった。
浅煎りも枠るはないのだけれど
深煎りと浅煎り、どっち?といわれると
ついつい深煎りのコーヒーをえらんでしまう。
ゲイシャといえば「芸者」?なんて思ってしまうが、
これはアラビカ種の一種。
原種に近い状態のコーヒー豆だといわれ、
原産はエチオピア。
有名になったのは、この品種を長年手掛けた
パナマのエスメラルダ農園の功績。
なので、ゲイシャは浅煎りがメインといわれているけど、
もちろん深煎りだっていいじゃないかということになる(笑)。
それに挑戦したのが堀口珈琲。
「ゲイシャの深煎り」という新しい世界に一歩を踏み出してしまったわけだ。
深煎りならではのボディ、質感、そして心地よい苦み。
そこにゲイシャの備える華やかな香りや果実の甘みが
アクセントとして加わっているという。
実際に入れてみたけれど、なるほど、
コスタリカのコーヒーらしい味わいが残りながら
しっかりフレンチとしての美味しさを感じる珈琲だ。
このところFNCRのコロンビアばかり飲んでいて
それにすっかりなれてしまったので、
なんかちょっと面白い味わいだって思ってしまったが、
これはこれで美味しいコーヒーだ。
奥の方にある酸味が柑橘系を思わせる。
やっぱり僕は深煎りが好きなんだなと
改めて認識させてくれる珈琲だった。
by darjeeling_days
| 2021-04-01 10:00
| coffee:珈琲(豆)
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