きまぐれ飛行船 エタ・ベイカーの「ワンダイム・ブルース」

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高校時代から大学時代にかけてよくラジオを聞いた。
ロック少年だった僕は、たいてい音質の良いFMばかり聞いていたが
ご多分に漏れずオールナイトニッポン(特に大学時代は中島みゆきは好きだった。)や
FEN*(Far East Network=極東放送網。)はよく聞いた。
(*現在はAFN(American Forces Network、アメリカ軍放送網)。)

しかしなんといってもよく聞いたのが
気まぐれ飛行船」と「クロスオーバーイレブン」だった。

クロスオーバーイレブンは、NHK FMの深夜帯に突入する時間帯の番組で
良い音のJAZZやフュージョンを流してくれた。
「もうすぐ、時計の針は12時を回ろうとしています。
今日と明日が出会う時、クロスオーバーイレブン…」というナレーションがいい感じだった。
オープニング曲は、ブラジルのフュージョングループのアジムス(AZYMUTH)の曲で、
「Fly Over the Horizon」。懐かしい。

そして「気まぐれ飛行船」は片岡義男氏(作家)と安田南さん(ジャスシンガー)などが
パーソナリティーを務めた1974年4月15日から1988年3月まで放送された
FM東京のラジオ番組だった。

(「きまぐれ飛行船」については、ここが詳しい。)

僕がメインで聞くようになった時には安田南さんは番組を降りて
温水ゆかりさんに変わったので、彼女のほうがなじみが深い。

「きまぐれ飛行船」は仲の良い友達が皆聞いていて、
翌日学校に行くとその話題で盛り上がったりした。
なにしろ、駒沢敏器を中心に僕らが作っていたMorgen Roteは
片岡さんの家のポストに毎回そっと届けられていたほど
僕らは片岡ファンだったからだ。

八ヶ岳のドンキーハウス加藤則芳氏がオーナーだったペンション)を
知ったのもこの番組のおかげだった。
(加藤さんは戸狩野沢温泉の「高源院」のブナの大木の元に眠っている。

オープニング&エンディングテーマのギターサウンドが好きで
これは誰なんだろうなと当時から話題になっていたのだけれど
2006年2月13日の敏器からのメールでそれが今は亡きアメリカ人女性ギタリスト
エタ・ベイカー(Etta Baker)の代表曲
One Dime Blues」だったことを知ったのだった。

「おまけ情報をもうひとつ。
以前メールで「気まぐれ飛行船のオープニング曲を見つけた」と
書いたけど、そのCDが安定供給されているようなので下記しておく。
エタ・ベイカーの「ワンダイム・ブルース」。
http://www.applejam-mojoroux.com/cd/ettabaker.html」

すでにこのURLは機能していないが
youtubeにUPされているので、ここに張っておこう。
今聞いても、本当に懐かしくてよい曲だ。
ちなみに「気まぐれ飛行船」の始まる前の時間帯に
日下武がナレーションで小説の朗読が行われていた。
「マンハッタンオプ」という題名の番組だったが、
その原作は矢作俊彦作だった。
同名の小説がその後発売され、僕の矢作俊彦好きはここに由来する。

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by darjeeling_days | 2021-06-04 17:40 | music:音楽 | Comments(0)

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