レストランひらまつ広尾でお祝い
2021年 10月 16日
今日は、僕の一年半遅れの還暦祝いと、息子の昇進祝いを兼ねて、レストランひらまつ広尾で息子夫婦と一緒にランチをした。ここに至る経緯は、クマのケーキのところでふれたとおり。
ひらまつは、早い時期からグランメゾンとして有名なレストラン。2003年に日本初の高級レストランがJASDAQに株式公開した!と話題になったのを、いまでも鮮明に覚えている(なにしろ、JASDAQは入社し取引所化して大証に併合(いまは東証だけれど。)されるまで、僕の仕事上のライフワーク的対象だった。)。その(株)ひらまつと、その後退任した創業者の平松氏の間で、いろいろとお家騒動があったようだか、今年それも解消。ホテルや各種レストランは(株)ひらまつが運営しているが、このレストランひらまつ広尾だけは、平松氏が買い取って運営しているということのようだ。
それでも、各地のホテルひらまつの料理は、ここレストランひらまつ広尾出身のシェフたちがその味を引き継いでいるので、やはりひらまつの味は全国に広がっているといえるわけだ。その、メインの現場である「レストランひらまつ広尾」には、10年ぐらい前に一度来ている(ほかのひらまつ系のレストランにはなんども足を運んだ)のだけれど、僕にはとても合う味わいだった。同じフレンチでも、たとえば口コミサイトに「美味しい」と高評価されているところであっても、やはり嗜好品である以上、自分に合う合わないがある。このところ、熱海や伊勢志摩のひらまつに泊まるのも、やはりひらまつの料理が僕は好きだからなんだと思う。
だから、息子夫婦と行くレストランとしてここを選んだのは、好きを優先したからということなのだ。もちろん、カンテサンス、レフェルヴェソンス、ロオジエ、といった超高級人気フレンチにも行ってみたいとは思うけれど、これらはやはり敷居が高すぎる。ジョエル・ロブション、エスキス、オテル・ドゥ・ミクニ、シェ松尾、ロアラブッシュなどの有名店も好きなレストランだけど、息子夫婦と行くのなら、やはりまずはひらまつという感じだったわけだ。
12:15予約だが、ちょっと早くついてしまったので、ロビーで息子たちを待つことにしたのだが、ご挨拶いただいたのが、マダム平松さんだった。フレンチレストランで、旅館のおかみみたいな方がいるというも、なんかいい感じだなあ。レストランから徒歩10分の所に住む息子夫婦は、時間ぴったりに到着。そのまま3階のメインダイニングに案内された。今日は満席。年齢層高めだけれど、グランメゾンという割には、なんか雰囲気はカジュアルだったのが、リラックスできてよかった。今日は、せっかくのお祝いだからと、ランチ ‘A’ メニュー(シェフお任せ料理 8品のフルコース)というのをオーダー。どの料理もおいしかった。
プティサレはバターの香りたっぷりの小さなシューが2個
アミューズ・ブーシュは、赤ピーマンのムース トマトのクーリー。ピメントの味わいがとても美味しい。
自家製パンと香りのよいパター。エシレのバターのような味わい。ひらまつのパンは好きな味。ついついパンを沢山たべてしまう・・・。
特別料理は洋風の茶わん蒸し コンソメゼリーと"雲丹"がたっぷり。ネパールの山椒Poivre Timutが散らしてあった。思いのほかしっかりした味わいだが、茶わん蒸しに、とろみの付いたコンソメゼリーがかかっているというのが斬新で美味しい。
うちの夫婦も息子夫婦もお酒を飲まない(飲めない)ので、ノンアルコールシャンパンで乾杯した後、ロイヤルブルーティーのほうじ茶とダージリンを。ロイヤルブルーティーは、おいしいものもあるのだけれど、うーん、これでこの値段?ラ・メランジェのお茶を入れてボトリングした方がおいしいと思った。ちょっと残念。
前菜はキャラメリゼしたフォワグラと、無花果、長谷川農産マッシュルームと野菜。無花果はとても甘く、フォアグラ絶品!
魚料理はマトウダイのムニエル、モン・サン・ミッシェルのムール貝添え。インゲン、ズッキーニやブロッコリーも添えられており、小さなフルーツほうずきが可愛かった。白身魚のムニエル、やっぱり美味しい。こういうの、我が家で作れたらいいのだけれど。ムール貝はちょっと小さかったけれど、味が凝縮されていた。添えられた春菊のソースの香りがとても良くて、ペーストというのも良いなと思った。
メインの肉料理は、黒毛和牛ロースト。秋らしくトランペット茸のソテー、ピーマン、ネギ、カブが添えられ、佐土原なすのペーストとかぼちゃのペーストが華やかだった。脂身の少ない赤身の肉のソテーで、トリュフたっぷりのソースと絡めて食べるととってもおいしい。
予約するときに「お祝い」と書き込んで置いたら、丁寧にメールで何かご用意しますか?と聞いてくださったので、では、デザートプレートをと返事しておいたら、フランス語で「おめでとう」という意味の”félicitations”と書かれたデザートプレートが出された。ちいさなチョコレートケーキが添えられていた。
デザートは、シャインマスカットと巨峰のパルフェ。柑橘系の味わいのキャラメルムースが底に敷かれていて、シャンパーニュのゼリーがいい感じ。ひらまつのデザートは、フルーツがおいしい!
小菓子とコーヒー。マシュマロのような菓子に、ちいさな砂糖をまぶしたクッキー、そして先ほどのチョコレートケーキ。僕以外はみな紅茶・・・。今日はアッサムだったらしい。
ようやく息子夫婦も、結婚式の準備を始めたらしい。去年9月2日に入籍して以来、COVID-19でのびのびになっている結婚式を何時やるのか、大きな懸案だったけれど(彼女のお母さんは、電話で話をするたびに「結婚式はしてほしいでよね」とおっしゃっていた。ようやくご両親を喜ばせてあげられるのはよいことだ。我が家はどうでもいいのだけれど(笑)。)、来年の5月に軽井沢で式を挙げることに決まった。良い時期なので、あとはCOVID-19が再び蔓延しないことを願うばかりだ。でも、こうして息子夫婦とご飯食べる時間は、とても楽しい。
レストランひらまつ広尾
住所:東京都港区南麻布5-15-13
電話:03-3444-3967
営業:11:30〜15:00(日祝~16:30)/17:30〜23:00
定休:毎週月曜日 (祝日の場合は翌日に振替え)
by darjeeling_days
| 2021-10-16 14:25
| French cuisine:フレンチ
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