今月の和菓子 栄太郎 柏餅
2021年 05月 06日
柏餅は、多くの人が知るとおり、
平たく丸形にした上新粉の餅に餡をはさんで二つ折りにし、
カシワの葉などで包んだ和菓子だ。
こどもの日前後に食べるのが習わしだが、
その歴史は、そこまで古いものではないという。
徳川九代将軍家重から十代将軍家治の頃(1700年代半ば)に
江戸で生まれた菓子で、
1930年代までは江戸にしかなかったともいわれている。
カシワの葉は新芽が育つまでは古い葉が落ちないことから、
「子孫繁栄(家系が途切れない)」という
縁起をかついだものとされる。
ちなみに「柏」の字はヒノキ科の針葉樹コノテガシワを指す漢字で、
コノテガシワは柏餅に使う葉とは全く異なる。
柏餅に用いるブナ科のカシワには、
本来「槲」の字を使うのが正しいらしい。
カシワの自生が少ない近畿圏以西では
サルトリイバラの葉が用いられることもあり、
「かしわもち」の他、「しばもち」、「ちまき」、
「かからだご」、「おまき」、「だんご」、
「いばらもち」など
地方ごとに特色のある名称が用いられている。
関東では粒あんがメインだけれど、
草餅ベースに漉し餡とか、
京都当たりではみそ餡入りの柏餅もあったりする。
意外と柏餅もメーカーで違うのだけれど、
今年は栄太郎の物。
去年はたしかたねやの柏餅をかった。
やはり柏餅は、和菓子専門店で買うと
おいしいなと思うけど、
端午の節句に柏餅という風習も
すたれつつあるのかもしれない。
by darjeeling_days
| 2021-05-06 13:30
| Sweets:和菓子
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