大塚丘
2021年 11月 19日
北口本宮富士浅間神社の裏手(北西)に位置するのが大塚丘だ。ここは、北口本宮富士浅間神社のところにも書いたように、景行天皇の皇子”日本武尊”が東征のおりに、相模の国(神奈川県)足柄坂本から甲斐の国(山梨県)に入り酒折の宮に行かれる途中、この丘に登り富士の霊峯を遥拝した記念的な場所であり、北口本宮富士浅間神社の発祥地だ。
里人たちが景行天皇40年(110)に、丘上に社殿を建てて浅間大神を祀り日本武尊を合祀し。北口本宮富士浅間神社が始まったとされるが、その後、延暦7年(788)甲斐守紀豊が丘の北東に社殿を創立し浅間大神を遷座させたので、この地には現在小さな祠(木造の祠の中に小さな石の祠がある)があり、日本武尊が祀られている。
里人たちが景行天皇40年(110)に、丘上に社殿を建てて浅間大神を祀り日本武尊を合祀し。北口本宮富士浅間神社が始まったとされるが、その後、延暦7年(788)甲斐守紀豊が丘の北東に社殿を創立し浅間大神を遷座させたので、この地には現在小さな祠(木造の祠の中に小さな石の祠がある)があり、日本武尊が祀られている。
大塚丘の入り口の道路部分は十分な広さがあるので、そこに車を横付けして参詣ができる。鳥居をくぐり、90度曲がった階段を上ると、小高い丘の上に木の鳥居と小さな祠があった。男女の先客がいて、なにやら巨木に手をあてて祝詞を唱えていたので、邪魔しないようにこそっとお祈りをして、早々に退散したのだけれど、たしかにパワーポットといわれるだけあって気があたりに漂っていた。気の強い場所というのはたしかに存在する(感じることができる)のだけれど、まさにここはそんな感じだ。しかし、木々に邪魔されて富士山は望めなかった。
日本武尊を祀った祠の右側には、檜の巨木が一本、上に向かって伸びている。なんでも檜は巨木になりにくいということだが、この檜は綺麗に太い幹を天に向かって伸ばしていて、山梨県の天然記念物になっているらしい。
by darjeeling_days
| 2021-11-19 12:00
| shrine:神社・稲荷神社
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