浅間神社の御朱印集め

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初めて御朱印なるものを神社で頂戴したのは、2015年に訪問した奈良の大神神社でだった。それまで御朱印にはまるで興味がなく、ただ単に神社に行ってお参りするだけだったのだけれど、大神神社を訪問する1年ほど前、朝の情報番組『あさイチ』(NHK総合)で“御朱印ガール”の特集が組まれたあたりから世間的に広く御朱印に注目が集まるようになったようで、たまたま見ていたその番組で、御朱印にちょっと興味を持つようになった。それから一年たって、大神神社を訪問した際に、「そもそも日本最古の、神社の形態が出来た最初の社に行くのだから、御朱印をもらってみよう」と思い、大神神社の御朱印帳を買って、そこに御朱印を押していただいたのが、僕の御朱印への興味の始まりだった。もっとも、きれいな御朱印を集めるという趣味はあまりなく、訪問した神社の、本来ある御朱印を集めるというのが今でも基本ではある(ただし、「この時期に志は頒布していない御朱印です」なんて言われると、ついついそれもお願いしますと言ってしまう優柔不断な奴ではある。)。

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今回、せっかく富士山周辺に行くのだから、主要な浅間神社(せんげんじんじゃ/あさまじんじゃ)に行くのだから、御朱印も頂戴しておこうと、日本橋榛原で買った御朱印帳を持参したのだけれど、数か所で御朱印をいただいたら一杯になってしまい、甲斐一之宮 浅間神社で御朱印帳も購入した。御朱印集めのみならず、御朱印帳集めというのをしている人もいると聞くが、なんと、小室浅間神社には「神馬に乗った木花開耶姫命」の柄の「浅間神社めぐり」の御朱印帳があるのだとか。さらに、河口湖まで乗り入れているローカル線の富士急行は、富士急行線と路線バスで巡る御朱印マップというパンフレットを配布していて、そのための切符も発売し、御朱印帳まで作って販売しているという。

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ところで、浅間神社といっても富士山の周りには無数の浅間神社がある。山梨側の富士山周辺の浅間神社は、北口本宮冨士浅間神社、冨士御室浅間神社、河口浅間神社、大石浅間神社、新倉富士浅間神社、小室浅間神社(富士山下宮小室浅間神社)、向原小明見冨士浅間神社、大明見 北東本宮小室浅間神社、忍野淺間神社、淺間神社(忍野村内野)などがある。

しかも、山梨だけではなく静岡にもあって、実はそっちが本家だったりするので厄介だ。静岡県には本家の”富士山本宮浅間大社”があるほか、山宮浅間神社(富士宮市山宮))、村山浅間神社(富士宮市村山)、富知六所浅間神社(三日市浅間神社)、岡宮浅間神社(沼津市岡宮)、浅間神社(裾野市佐野)、須山浅間神社(裾野市須山)、新橋浅間神社(御殿場市新橋)、一幣司浅間神社(御殿場市古沢)、東口本宮冨士浅間神社(須走浅間神社、駿東郡小山町須走)と、多くの浅間神社が林立しているわけだ。

山梨と静岡トータルで見ると、有名な浅間神社は”五社”になり、富士御室浅間神社、北口本宮冨士浅間神社、東口本宮冨士浅間神社、富士山本宮浅間大社、山宮浅間神社がノミネートされる。ここにさらに静岡の山宮神社と山梨の河口浅間神社を加えて七社とする場合もあるらしい。5社巡りはツアーバスも出ていたりして、ぐるっと富士山一周の旅ができてしまうという。

今回は山梨旅行だったので、山梨県の浅間神社メインにいくつか回ってみた。すでに個別の神社はBLOGにその記事をアップしたので、詳細はそちらにゆだねるとして、忍野浅間神社以外は、御坂の山向こうの甲斐一之宮浅間神社の物も含めて御朱印を頂戴してきたので、ここに並べておくことにする。


富士御室浅間神社
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富士御室浅間神社は、里宮と本宮の御朱印が両方いただける。神社の御朱印の字体にしては、太くて勇ましく、お寺の御朱印を髣髴とさせるものだった。


北口本宮富士浅間神社
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北口本宮富士浅間神社の御朱印は、右側の御朱印で、これも神社の御朱印の字体にしては、太くてしっかりした字体だった。併せて境内社の諏訪社と、北口本宮富士浅間神社の裏手にある大塚丘の上に立つ社”大塚丘社”の御朱印も一緒にいただけるが、今回は大塚丘社のものだけいただくことにした。


河口浅間神社
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河口浅間神社は、”あさまじんじゃ”の名前で呼ばれる。静岡の”富士山本宮浅間大社”がサボっていたから富士山が爆発したのだから、甲斐の側にも浅間神社を祭れと言われて創建されただけに、「甲斐」であることに自負を持っているのか、御朱印にも「甲斐」の字がしっかりと入っていた。左側の青い御朱印は、母の白滝神社のもので、河口浅間神社の北東の山の中に位置する社だ。富士山に登り修行する行者たちが、ここにある滝で身を清めたといわれている。


甲斐一之宮浅間神社
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最後に、御坂の山向こうにある甲斐一之宮浅間神社の御朱印だ。甲斐一之宮浅間神社は、河口浅間神社と同時期に同じ目的で創建された神社なので、その意味では、富士山本宮浅間大社を総本社としてあがめているわけでもなさそうで(なので、”せんげんじんじゃ”ではなく”あさまじんじゃ”だ。なんでも「あさま」は、信州浅間山のような火山を意味するということで呼ばれるようになったらしく、「あさま」が古称で、「せんげん」は中世以降の呼称なのだとか。)、「甲斐」の神社であることを自負しているのだろうか?、「甲斐」字の印が押してあった。なお、左側の御朱印がノーマルなもので、ヨゲンノトリの印影が押されている。右側が季節限定の御朱印で、”霜月”新嘗祭を題材にした、稲が黄金に実るというのをイメージした図案になっていた。


次回また富士五湖周辺を車で巡る機会があったなら、山梨側の新倉富士浅間神社、小室浅間神社(富士山下宮小室浅間神社)、向原小明見冨士浅間神社、大明見 北東本宮小室浅間神社は回りたい。さらに余力があったならば、総本山の富士山本宮浅間大社と東口本宮冨士浅間神社(須走浅間神社)も併せて巡ってみたいものだ。


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by darjeeling_days | 2021-11-25 13:10 | shrine:神社・稲荷神社 | Comments(0)

美味しいものを食べて、旅して、写真を撮って、本を読む。そんな日常の極上の楽しみを切り出した、至極個人的なブログです。https://www.tearecipe.net/


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