御節と御雑煮

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今年は、”行く年来る年”で、各地の初もうで風景を見てすぐ寝たのに、初日の出も見ずに、朝まで爆睡。

9時に起きて朝柚子風呂に使った後、毎年恒例の御雑煮作り。結婚して以降、御雑煮作るのは僕の役目。大抵元日は関東風のお澄ましの御雑煮だ。今年も、昆布と鰹節で出汁を取った後、御雑煮用の味付け(出汁800mlに対し、酒大匙1、薄口醤油小匙1.5、塩適宜)をする。具材は、里芋、大根、京人参、かまぼこ、鶏肉、三つ葉、柚子、餅。具材は里芋と鶏肉だけはした湯でしておく。まあ、基本は毎年同じなのだが。
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かまぼことか大根人参は、もう少し飾りを綺麗にしたいなと思いつつ、年に1回しかお雑煮は作らないので、毎年準備不足でそのままになってしまっている。今年もかまぼこだけ結び飾りにしてみたけど、ちょっと厚みが厚すぎた(笑)。

明日はどうしようか。なんかお腹いっぱいなので、お雑煮はなくてもいいかなと思い始めている。本当は京風のお雑煮を作る予定だったのだけれど。

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そして今年の御節は、12月28日の「黒豆を買う」で書いた通り、パレスホテルの洋風御節。去年は息子夫婦が初めて里帰りするということで、ちょっと奮発して伊勢のせきやの御節を取り寄せた。ここの御節は和風の御節としては、かなり美味しいと思う。


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今年の御節は、見事に和の御節はなく、すべてが洋食の味付けだった。もちろん食材は和でも御節に使われるようなものが多いのだけれど、味付けがやはり洋風なので、今までの御節とは、まるで違うのが面白い。例えば、和だと”たたきごぼう”として作られる牛蒡が、”牛蒡のコンフィ”に仕上がってきている。花豆も蜜煮ではなく”赤ワイン煮”になっているわけだ。もちろん、洋風ならではの食材も使われている。鴨胸肉のフランボワーズ風味とかパルマさん生ハムとモッツレラチーズ、鴨のフォアグラのテリーヌ青林檎のゼリー、バターナッツ南瓜のグラッセなどだ。

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こんな感じで洋食御節は、従来の和の御節の料理がないので、黒豆と栗きんとんを買っておいたのは正解だった。これに紅白のかまぼこと紀文の伊達巻。これだけあれば、お正月は十分ということになる。今回買った柴又丸仁の丹波黒豆は、かなり美味しい。これはできれば来年も食べたいと思うほどだ。500gも買ったのに、今日一日で半分ぐらい食べてしまった( ´艸`)。家人は豆が苦手なので、この食べた量は、ほぼ、僕一人ということになる。ちょっと食べすぎか・・・。ちょっとダイエットはお休みして、三が日はおいしいものをたくさん食べるのである。


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by darjeeling_days | 2022-01-01 10:45 | recipe:料理 | Comments(0)

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