Reading Tracks 2022.01

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今年初めてのReading Tracksは・・・。今月も前月に続いて、ひたすら本業関連の本を読みまくっていたので、趣味の本は2冊だけ。しかも、まだちゃんと読み終わっていないのだ。そして二冊とも和菓子関連本。今月半ばに奥湯河原に温泉に入りに行った際に、石葉で出た和菓子や温泉饅頭にインスパイアされて、ちょっとネットをぶらぶらしていたら、出会った2冊だ。

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一冊目は『お菓子の神様に会いに行く』須川妙子著。これは、須川さんがnoteで連載していたものを昨年の暮れに一冊の本にまとめたものだという。須川さんはお菓子を研究している愛知大学短期大学部教授。大学の先生が書いているから固い本化と思いきや、装丁のとおりnoteに連載していただけあってとても読みやすい本だった。とにかく日本のあちこちに祭られているお菓子の神様について、実際に神社などを歩き回ってその由来や、その近辺に今も残っている有名な菓子などを取り上げているわけだ。ここに掲載されている神社で行ったことがあるのは漢國神社の境内社”林神社”だ。ここはお饅頭の神様なのだとか。そんな神様巡りも、とっても面白いなあ。この本好き。

そしてもう一冊が、温泉饅頭のことを書いた際に存在を知った『饅頭博物誌』松崎寛雄著。饅頭の由来、そして日本各地への広がり、塩瀬や虎屋などの系譜、そして饅頭をめぐる風物など、饅頭全般についてまとめた、まさに『博物誌』だった。まだ途中までしか読めていないのだけれど、なかなか面白いので、時間のある時にじっくりとページをめくることにする。

ちなみにこの『饅頭博物誌』は”日本の食文化体系”というシリーズの中の一冊なのだが、その中には松下智先生の『茶の博物誌』も収納されていた。この『茶の博物誌』は、昔入手したことがあった。この本と繋がっているのは、なんだかおもしろい。

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あとは、上の写真に掲載してある、ST(セキュリティ・トークン)関連の本と金融商品取引法の本。

このうち
 『図解即戦力 [ブロックチェーン]のしくみと開発がこれ1冊でしっかりわかる教科書』
 『暗号資産・デジタル証券法』
 『STOの法律と実務Q&A』
の三冊は、前回掲載した本で、とりあえず、大体読んだ。

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そして、1月に入手したのは、
 『デジタル通貨・証券の仕組みと実務
 『暗号資産の法律
 『金融商品取引法』松尾直彦
 『金融商品取引法』黒沼悦郎
の4冊。

松尾さんと黒沼さんの金商法の本は、それぞれ、去年改定された最新版で、STOに関する法改正についても盛り込まれているので、新たに買いなおしてみた。松尾さんは改定するたびに、著作を送ってくれたのだけれど、さすがに前の会社の役員だったからということなのだろう。今回の改定は、自分で買ってみた。分厚いので全部はすぐに読めないけれど、ピンポイントで知りたいことがきちんと書かれているので、手元に置いておくべき本なのである。その意味では、黒沼さんのこの本も初版は黒沼さんが出版社経由で送ってくれたが、これも研修に使って欲しいという意味で寄贈されたものなので、この新しいものは、自分で買った。それにしても法律の解説書は、なんでこんなに価格が高いのだろう。まあ、そんなに売れないし、分厚いから仕方がないのかな。

いずれにせよ、

















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by darjeeling_days | 2022-01-29 10:30 | book:本 | Comments(0)

美味しいものを食べて、旅して、写真を撮って、本を読む。そんな日常の極上の楽しみを切り出した、至極個人的なブログです。https://www.tearecipe.net/


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