麹町おかめの田舎しるこでほっこりする

麹町おかめ

新しい職場に移って約三週間が経とうとしているのに、先週一週間は、コロナ感染者がオフィスで出てしまったために、ほぼ自宅でお勉強モード(自宅待機という名のテレワーク)だったので、まだまだ仕事に慣れず、一日がばたばたと過ぎていくことになる。今日もWEB会議が終わって、さあランチと思ったら、スタッフとの打ち合わせが入り、それが終わったらご飯!と思ったのに、長電話につかまり、もう次のWEB会議の時間になり、それが終わったらまたすぐに税理士法人との打ち合わせ。結局その後外出先へ行く羽目になり、気が付いたらもう5時だった。結局、訪問先からの帰りに、もうダメと思って飛び込んだ甘味処で”田舎しるこ”食べたのだった・・・。

2022-02-17 17.06.27

5時近い時間なのに、打ち合わせからながれてきた?風のサラリーマンのグループと、僕と同じようにちょっと休憩!というシステムエンジニア風の男性が店内にいて、甘味を食べていた。みな同類!(笑)。でも、わかるよ、その気持ち。やっぱり疲れた時には甘いものが最高だ!

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メニューには、甘味処ならではの各種甘味メニューが並んでいる。白玉あんみつとか、豆かん、ソフトクリーム、ぜんざい、そして各種汁粉。あれこれ迷って今回はランチ抜きだったこともあったので、餅の入った田舎しるこにした。注文してから、”手剥き栗しるこ”を見つけてそっちにすべきだったかとしばし悔やむが、まあここはオフィスから近いので、また来ればいいやと思い直した。

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出てきた田舎しるこは、ふっくら大きな小豆がなかなかいい感じのしるこで、小ぶりのやきもちが2つ入っていた。小豆の甘みがなんとも疲れた体をほっこりさせてくれる。うーん、体が疲れているんではなくて、頭が疲れているんだなあ。いろいろとオーバーキャパな状態なので、いろいろと吸収して、それが平常の巡航運転になるように持っていくまでは、しばし、いろいろと疲れることが多いのは仕方がない。だからそんな時にこそっとオフィスを抜け出して、甘みを頭に供給できる場所があるのはとてもうれしい。

おかめ の田舎しるこ

この”おかめ”は、どうやら麹町に属するらしい。”半蔵門の駅よりも東側に位置するのに麹町?”とおもったら、どうやら麹町は新宿通りの上下を東西に細長い区域になっているらしい。その下に、東から隼町、平河町、紀尾井町と並んでいる。麹町の上は、東から一番町、二番町になるのだ。したがって、半蔵門という町名はない。この一帯が、いわゆる半蔵門だともいえるのだろう。

そんな麹町の東の端っこにあるおかめは、1930年代に深川の二川屋という甘味処としてスタートしたらしい。戦後1946年に有楽町に店を構えた際に”おかめ”と屋号を改め、その地でずっと親しまれた甘味処のようだ。今でも有楽町に店があるというが、こちらの麹町店は、FM東京のお隣のビルの一階にあり、店内のいたるところに松本民芸家具や郷土玩具などが並んでいる。入り口には、この季節ならではの張り子のお雛様(と干支の虎)が陣取っていた。

おかめ の田舎しるこ

さて、次はランチタイムに7種のおでんを楽しめる”茶めしおでん”のセットを食べにこよう。でも、きっと名物おはぎとかにも手を出してしまうんだろうなあ・・・。
それは”甘味のみぞ知る”(by『さぼリーマン 飴谷甘太朗』)

おかめ の田舎しるこ

麹町 おかめ
住所:千代田区麹町1-7 フェルテ麹町1・7 1F
電話:03-5275-5368
営業:10:30~18:30
定休:土日祝
http://www.kanmi-okame.jp/

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by darjeeling_days | 2022-02-17 17:00 | Sweets:和菓子 | Comments(0)

美味しいものを食べて、旅して、写真を撮って、本を読む。そんな日常の極上の楽しみを切り出した、至極個人的なブログです。https://www.tearecipe.net/


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