gajananでカレーライス

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今日は比較的時間に余裕があったものの、ランチを食べに出るのが相変わらず遅く、13:00過ぎになってしまった。この時間でも結構あちこちやっているのが半蔵門グルメの良いところではあって、今日はどこに何を食べようかなといろいろと考えながらも、南に下ってみようと思い、平河天満宮方面へ向かってみた。あちら方面には蕎麦屋とか中華とかあったよねと思い、平河天満宮の真ん前を左折して、秀とらの前を進みと、その並びにインド料理やがあったので、今日はそこに入ることにした。

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gajanan(ガジャナン)という店の名前で、ランチタイムも終わりに近いからか、店内には誰もいなかった。Google Mapの評価は悪くないので、まあいいかと思い、入店したら、インド人の女性が”お好きな席へどうぞ”と流ちょうな日本語で迎えてくれた。

gajanan(ガジャナン)ってなんだろうと思って検索してみたら、どうやら人の名前らしい。Gajanan Maharaj(ガジャナン・マハラジ)という人が19世紀後半にインド生まれ、数々の奇蹟を起こしたヒンドゥー教の第一人者だったらしい。インドは仏教発祥の地だが、今はヒンドゥー教徒約80%を占めるに至っているらしく、信者は11億人もいてキリスト教、イスラム教に続いて、人口の上で世界で第3番目の宗教なのに、僕はほとんどその内容を知らないなあ。ヒンドゥー教の聖典「ヴェーダ」だということやカースト制度があるということぐらいか。あ、一応、土着の神々や崇拝様式を吸収しながら徐々に形成されてきた多神教で、シヴァが有名だということは知っている。だけど、古代インドの神様とヒンドゥー教の関係とかって、よくわからない。リグ・ヴェーダとかは歴史で習った記憶があるが、それとヒンドゥー教の関係は全くの無知だ。

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そんなことをつらつらと考えながら、メニューを見ていたら、なんだかビジュアルの良いカレーライスなるものがメニューにあって、あまりよく見ずにそれを注文してしまった。よく考えたら、インド料理やでカレーライスって珍しくないか?それとも今はこういうのは普通にあるのだろうか?

出てきたのが、この真ん中に黄色いターメリックライスがカレーを仕切る形で盛られ、左右に緑とオレンジのカレーが乗っているという、なんともインスタ映えするカレーだった(まだインスタには載せてないけれど。)。これにサラダとドリンク(今日はマンゴーラッシーにした。)がついて950円。まあこのあたりだとそんなものなのだろう。

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左側のオレンジのカレーは、キーマカレーだそうだが、僕が想像していたキーマカレーとはちょっと違っていた。ヒンディ語やウルドゥー語で、キーマとは「細切り肉」や「ひき肉」という意味の単語。つまりキーマカレーとはひき肉を使ったカレーのことを指すのだけれど、このカレー、あまりひき肉は見当たらない(笑)。味わい的にはチキンカレーよりだろうか。

そして左側は、ホウレンソウのカレー。まあ、これは緑色しているので、ホウレンソウなんだろうなとは思うけれど、こちらもあまりホウレンソウの味わいはせず、緑色のカレーだった(笑)。

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カレーの味わい的には、特筆すべきことはなく、無難にインドのカレーという感じだった。ふむ、やっぱりカレーといえば、欧風カレーのビーフが好きだなあ。

後から知ったのだけれど、この店は、タンドリーチキンとナンがおいしいらしい。今度行くことがあったら、普通にバターチキンカレーとかチキンカレーを頼んで、ナンで食べてみようかなと思ったのだった。

ご馳走様でした。

2022-05-11 14.02.08

gajanan(ガジャナン)
住所:東京都千代田区平河町1-8-8
電話:03-6265-6011
営業:11:00~17:00/17:00~23:00
定休:無休

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by darjeeling_days | 2022-05-11 13:30 | Ethnic food:エスニック | Comments(0)

美味しいものを食べて、旅して、写真を撮って、本を読む。そんな日常の極上の楽しみを切り出した、至極個人的なブログです。https://www.tearecipe.net/


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