蟹王府で、土鍋ご飯

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本当は夕べ角松敏生の中野サンプラザのライブだったのだ。しかし、ファンクラブに入っていない僕は、チケット争奪戦に敗れ去り、角松のチケットが取れず、自棄になったので、パレスホテルに泊まって美味い物食べよう!ということになったのだった。どうせなら、ランチから美味しい物食べようと、あれこれ大手町、東京駅、日本橋周辺でリサーチしたのだけれど、ここという場所がなくどうしようかなあと思っていたところ、ふと、そういえば、前に九段下から日本橋まで歩いた時に蟹王府があるのを見かけたなあということを思い出したのだった。でも、上海会は季節がまったくちがうのではないかとしらべてみたら、一年中上海ガニが食べられるのだとか。ということで、蟹王府にいくことにした。

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蟹王府は、”シェワンフ”と読むらしいが、上海で60年程度の歴史のある企業らしい。上海で60年だとまだひよっこかもしれない。以前、かの有名な香港のグルメ王 蔡爛さんが太鼓判を押したという店で、2019年にミシュラン1つ星を獲得したという。自社の養殖場で捕れる上海蟹を空輸して提供するので、一年中上海外にを食べることができるのだという。

しかし、店の入り口にある蟹のモニュメントは、なんだかワタリガニみたいに見えるのは何故 笑

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店内は、ゴージャスな作り。さすが上海蟹食べつくしコースだと最高で6万円のコースがあるという店だけに、作りも高級だ。年齢層のちょっと高めのカップル(夫婦?)やハイソな女性の二人組が目だったけれど、中国人のおっさん一人で食べに来ているのがなんかセレブ?でもセレブらしかぬカジュアルな服装だったけれど。

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皿やカップには蟹の絵が描かれ、ナプキンや箸には「蟹王府」の文字が入っている。青で統一されているのもなんか中国らしからぬデザインで、面白い。スタッフの方々も、キビキビと動いていて気持ちがよかった。

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すでに僕らは予約の際に料理を選んでいるので、席に着くとドリンクメニューが出てきた。本来はこんな時はビールからということなのだろうが、僕らは飲めない夫婦なので、お茶かジュースということになるのだけれど、ノンアルコールカクテルの欄にバージンモヒートとフルーツカクテルというのにした。モヒートは、なるほどモヒートだねという味だったのだけれど、フルーツカクテルは、スイカかキュウイから選べて、氷と一緒にミキサーにかけたらしい濃厚なキュウイのジュースが出てきた。細かいクラッシュアイスが入っていて、口の中が爽やかになる美味しいカクテルだった。

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料理の始まりは前菜から。小さなお皿に3種の前菜が盛られ、木の盆に乗って出てきた。

右から  湯剥きしたプチトマトのシロップ着け
     クラゲと鶏肉、香菜、胡麻の和え物
     紹興酒につけて蒸した蝦

丁寧に湯剥きしたトマトは口当たりも良くて、甘いがあってとても美味しい。フルーツトマトのように甘く感じるさっっぱりとした食感のサラダのような残債だった。

クラゲと鶏の和え物は、味わいとしては中華の定番のクラゲの前菜の味わいだが、香菜がアクセントになってとても美味しい。管下だけではなく、鶏肉が入っているので、結構ボリューミーだった。

そして蝦は紹興酒の香りが高いが、アルコールの感じはまるでない、とろりとした食感の蝦だった。

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そして点心一品は、上海ガニの味噌の乗った小籠包だった。小さなせいろに入れられて入って来て、目の前で蓋を取られると、湯気の立つ小籠包が現れる。蓮華に箸でつまんで移し、黒酢のたれをちょこっとかけて、熱々をそのままほうばるのだ。これもなかなかおいしい。上海ガニの味噌の味わいはそれほどでもないが、小籠包そもそもの味わいがいい感じで、中のスープもいい感じだった。

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そして今日のメインは、ふかひれ上海ガニ土鍋ご飯。なんと、3~4匹分の上海蟹肉と旬の蟹肉をたっぷり使った土鍋ご飯なのだが、それにさらにふかひれ入りだ。写真を撮ったら、そのまま蓮華を使ってふかひれを崩すように混ぜるのだとか。なんかふかひれが崩れるのはもったいない気がするけれど、でも、ふかひれの繊維がご飯と混ざるのもお美味しそうなので、一生懸命混ぜてみた。

一口食べると、蟹の風味と香りが口の中に広がって、とっても美味しいのだ。ふむ、これは美味美味。この店にしてよかった。かなり贅沢な土鍋ご飯。これは美味しいの一言なのである。これがこの値段で食べられるなら、わざわざ何万もだして夜に来る必要はありません 笑

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そしてデザートは、ふるふるの杏仁豆腐。それに中国茶?と思ったら生姜茶だった。たしかに蟹には生姜。蟹は体を冷やすから、体を温めるしょうがを取ると良いのだと中国茶を学んでいるときに教わったっけ。ちなみに肉を取った翌朝は、緑茶がいいのです。緑茶は寒の気を持つからだ。だから緑茶は温めて飲むのが中国風。中国でペットボトルの冷えたお茶が生まれなかった理由でもある。

そんなことを家人に蘊蓄耐えれながら、美味しいりょくじを終えたのだった。
今度は上海蟹サンラータントライしてみようか。ごちそうさまでした。

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蟹王府
住所:東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号 三井二号館1階
電話:03-6665-0958
営業:11:00~15:00/17:00~23:00
https://www.shintai.co.jp/

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by darjeeling_days | 2022-06-26 12:00 | Sweets:中華・その他 | Comments(0)

美味しいものを食べて、旅して、写真を撮って、本を読む。そんな日常の極上の楽しみを切り出した、至極個人的なブログです。https://www.tearecipe.net/


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