智積院で最後の紅葉を堪能した。
2022年 11月 27日
午前中を国立博物館で過ごして、そろそろ喉が渇いたなあとおもい、どこかで抹茶が飲めないかと思い検索してみたら、かの清水一芳園が割と近くにあることが分かった。ではそこにむかいかとおもったところ、その手前に智積院という大きな寺院があって、その参道の紅葉が綺麗だと聞いたことがあったのを思い出したので、立ち寄ってみることにした。
智積院と書いて「ちしゃくいん」と読む。ここは真言宗智山派の総本山に当たる寺院だという。我が多摩にある高幡山明王院金剛寺(高幡不動尊)も、この宗派の寺院だったっけ。高野山から根来山に移った真言宗総本山において、鎌倉時代中期の数多く建てられた塔頭寺院のなかで学頭寺院として創建されたのが、この智積院だったという。豊臣秀吉と対立したために、焼き討ちに合い、灰燼と帰したのち、秀吉がなくなった後、慶長6年(1601)、徳川家康の命によりこの東山に再興されたという。
本尊は大日如来。広く開放された金堂に安置されている。
智積院と書いて「ちしゃくいん」と読む。ここは真言宗智山派の総本山に当たる寺院だという。我が多摩にある高幡山明王院金剛寺(高幡不動尊)も、この宗派の寺院だったっけ。高野山から根来山に移った真言宗総本山において、鎌倉時代中期の数多く建てられた塔頭寺院のなかで学頭寺院として創建されたのが、この智積院だったという。豊臣秀吉と対立したために、焼き討ちに合い、灰燼と帰したのち、秀吉がなくなった後、慶長6年(1601)、徳川家康の命によりこの東山に再興されたという。
本尊は大日如来。広く開放された金堂に安置されている。
この大きな寺院では、鐘楼堂の一帯が、紅葉の名所だ。人も多くないので、静かに真っ赤に焼けた影の中で時間を過ごすことができる。こういう光景の中では、言葉は不要だ。写真を撮るのも忘れて、思わずぼうっとしてしまったのだった。
三十三間堂や国立博物館、そしてかのハイアットリージェンシーからすぐなので、ここは足を運ぶべきではないかと思うのであった。今回の京都旅で、ちゃんとした紅葉を堪能するのはここが最後になった。
by darjeeling_days
| 2022-11-27 20:30
| temple:寺院
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