高幡不動尊で護摩祈祷を
2023年 01月 14日
今日は新年恒例の高幡不動尊への初詣。できればカブの交通安全祈願も一緒にと思っていたのだけれど、残念ながら今日は雨・・・。なので、カブの交通安全祈願は後日ということで、今日は断念。電車で高幡不動尊へ。本当は車でと思ったのだけれど、この時期まだ初詣客がいるようで駐車場は満車だったので、電車でよかった。
いまいちの天気でも参拝客が多いのは、さすが高幡不動だ。高幡不動は、大宝年間(701)以前、あるいは奈良時代行基菩薩の開基ともいわれる古刹だが、明確には慈覚大師円仁が、清和天皇の勅願によって当地を東関鎮護の霊場と定めて山中に不動堂を建立し、不動明王をご安置したのに始まるといわれる。正式名称は、高幡不動尊 金剛寺。関東三大不動(「成田山 新勝寺」に加え、埼玉県加須市の「不動ヶ岡不動尊 總願寺」または埼玉県飯能市の「高山不動尊 常楽院」、神奈川県伊勢原市の「大山寺」のどれか)の一つで、総重量1100キロを超える不動明王像は、古来日本一だといわれている。
毎年恒例の護摩祈祷は、今年も5000円のお札をお願いした。ついでに息子の身体安全も祈願も一緒にやってきた。そういえば、去年厄除けを祈願してもらおうと思ったら、厄年は終わっていますといわれたので、家内安全にしたんだっけ。まあ、この年になると体のどこかにガタが来る可能性もあるので(というかもうあちこちにがたがきているけれど)、僕らも身体安全にしておいた。
11時からの護摩祈祷なので、時間前になると本堂の中に上がって、始まるのを待つ頃になる。本堂には大きな不動明王像が安置されているのだけれど、これは近代になって建造されたものらしく、もともとの日本一の不動明王は、本当の裏の奥院に安置されている。
本堂の中の護摩のスペースの後方に、祈祷を受ける人たちのスペースがある。祈祷が始まる頃には、このスペースが満員御礼状態になる。祈祷の途中から、祈祷をしていただいている者たちは、この祈祷スペースに入り、不動明王像の前まで行って、参拝ができるのだ。
しかし、今日は正月期間用の祈祷のようで、参拝者を裁くために、祈祷自体の回数を増やしているためか、いつもよりも短く、そして終わりの説法も省略されている。去年もそうだったかな。月が替わって行くと、もう少し長く祈祷が受けられるので、本当はそちらで参拝したほうがいいのかもしれないのだけれど、難しいところだ。
しかし、今日は正月期間用の祈祷のようで、参拝者を裁くために、祈祷自体の回数を増やしているためか、いつもよりも短く、そして終わりの説法も省略されている。去年もそうだったかな。月が替わって行くと、もう少し長く祈祷が受けられるので、本当はそちらで参拝したほうがいいのかもしれないのだけれど、難しいところだ。
奥院は、外から不動明王を拝めるけれど、中に入るのは、有料になっている。一度じっくりと参拝してみよかな。
そして高幡不動の特徴には、五重塔がある。いわゆるここのランドマークだ。こちらは公開されていないのだけれど、ストゥーパなので、公開するものではないということか。仁王門に登れるお寺もあるのだから、五重塔も登れるようにするといいのかも。まあ、お寺は観光資源ではあるけれど、観光施設ではないから仕方がないのかも。
いつも出ている屋台、今回はたまこんにゃくの屋台が出ていなかったのが残念だった。あれ美味しかったんだけれどね。
いつも出ている屋台、今回はたまこんにゃくの屋台が出ていなかったのが残念だった。あれ美味しかったんだけれどね。
by darjeeling_days
| 2023-01-14 12:00
| temple:寺院
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