上巳の節句・桃の節句

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3月3日の節句は上巳の節句、桃の節句。我が家は息子だったので、あまり桃の節句には祝うことはなかったのだけれど、行事という意味では、夕飯には必ずちらし寿司とハマグリのお吸い物、そして菜の花のお浸しが出る習わしだった。これは家人の実家の習わしなのだけれど、どうやら息子には受け継がれていなさそうだった。

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僕の家ではどうだったのだろうか?一応姉がいて、昔から団地暮しだったこともあり、一応ひな人形もあったけれど、小さなひな人形だった。それが飾られていた記憶はある。これは姉が引き継いでいるらしい。

そしてひな祭りといえば、ひなあられ。砂糖でコーティングされた色とりどりの雛あられは、子供時代大好物だった。そういえば、最近では全然食べていないし、お目にからない。

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食べ物で言うと、昔からひな人形には菱餅が飾られているのだけれど、菱餅というものを実際に目にする機会は今までなかった気がする。普通のもちなのか?牛皮餅(4月1日の兜神社の例大祭では、栄太郎の紅白餅をもらったのだけれど、あれがそんな感じの餅だった。)のようにほんのり甘いもちなのか?

で、長いこと誤解をしてたのだけれど、菱餅って、ひし形をしているので菱餅だとばかり思っていたのだけれど、あの3食の餅の色付けが桃色はクチナシ、白はヒシの実、緑はヨモギによって着色されているということらしいのだが、その一つがヒシの実だということで、菱餅と名前が付いたらしい。繁殖力の強いヒシの実をかたどることで、子孫繁栄や長寿の願いを込めたのだという。他の説には、ヒシの実はとがっているため、節分のヒイラギと同じように魔除けの意味合いもあったのだとか。でも、菱餅の原型であるのが母子草餅だというわれるのだったら、どちらかというと菱餅をメインに据えるよりも、ヨモギ餅であるべきだったし、実際、ヨモギも使われているのだから、なぜヨモギ餅ではなく菱餅になったのかは、謎である。

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そうそう、このひな祭りの恒例行事の食事を作るために、菜の花とハマグリを探しに行ったのだけれど、近隣のスーパーでは、ちゃんとした菜の花が売っていなくて、おいおいって思った。東京郊外のスーパーではそんな需要は無いのだろうか?ましてやハマグリなんか、まるで売られていない。せめて食事ぐらいは風習として残っていてしかるべきではないかと思うのだけれど、そもそも雛祭りに菜の花食べたりハマグリのお吸い物食べたりする風習なんて一部のレアケースで、そんなものは別にないということなのか?

あ、あと、ひな祭りといえば、桜餅。我が家は関東なので、道明寺ではない。長明寺だ。でも、どちらも好きなので、道明寺も家人は買ってきた。馴染みとしては、やはり桜餅は長明寺なんだけれどね。

五月人形は浅草橋まで昔買いに行ったけれど、我が家には結局雛人形はない(家人の実家にあったひな人形は、いつのまにか義母が処分してしまったらしい。ちゃんと人形供養をしなかったせいで、義父が癌になったという。)ので、せめて、こういう食事の風習は続けていきたいものだと思っている。

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by darjeeling_days | 2023-03-03 19:57 | calendar:暦・歳時記 | Comments(0)

美味しいものを食べて、旅して、写真を撮って、本を読む。そんな日常の極上の楽しみを切り出した、至極個人的なブログです。https://www.tearecipe.net/


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