有馬ダム~秩父ツーリング
2023年 11月 23日
このところ、あれこれバタバタしたり、気乗りしなかったりで、スーパーカブで遠出をしていなかったのだけれど、久しぶりに晴れる予報の休日。だったら、前から行きたいと思っていた有間ダム(埼玉県飯能市名栗)方面へ出かけてみようと、朝7時半ごろに家を出発した。10月のツーリングの時よりもがくんと気温が下がっているので、下は冬用のパンツ、上は薄めのダウンの上にマウンテンパーカー。下着はヒートテック。それにmontbellのネックウォーマー。レイヤードにしておけば、暑ければ脱げばいい。
名栗は、まだ結婚したての頃に、なんどかテニス仲間と車で出かけ、名栗湖周辺で泊り掛けのテニス&BBQをした馴染みの場所。といっても、それから30年ものブランクがあるので、まったく変わっているだろうなとは思っていた。
名栗湖にある有間ダムは、神奈川の宮ケ瀬湖同様、バイク乗りに人気のスポットで、朝からバイカーが集まると聞いていたから、一度行ってみたかったのだ。元気があれば秩父方面へも足を延ばしてみようかなと思っていた。
まずは、国道16号線から新滝山街道、五日市街道で武蔵五日市へ出て、そこから梅ケ谷峠を越えて青梅へ。吉野街道を軍畑へでて、県道193号線、松ノ木通り、県道53号線を経て、有間ダムへ。
2時間程度で到着できたので、思いのほか近かった。確かに有間ダム、バイクが結構いた。僕も記念撮影。
名栗は、まだ結婚したての頃に、なんどかテニス仲間と車で出かけ、名栗湖周辺で泊り掛けのテニス&BBQをした馴染みの場所。といっても、それから30年ものブランクがあるので、まったく変わっているだろうなとは思っていた。
名栗湖にある有間ダムは、神奈川の宮ケ瀬湖同様、バイク乗りに人気のスポットで、朝からバイカーが集まると聞いていたから、一度行ってみたかったのだ。元気があれば秩父方面へも足を延ばしてみようかなと思っていた。
まずは、国道16号線から新滝山街道、五日市街道で武蔵五日市へ出て、そこから梅ケ谷峠を越えて青梅へ。吉野街道を軍畑へでて、県道193号線、松ノ木通り、県道53号線を経て、有間ダムへ。
2時間程度で到着できたので、思いのほか近かった。確かに有間ダム、バイクが結構いた。僕も記念撮影。
全然余力があったので、ならば”いざ、秩父へ!”と思い、そのまま県道53号線を北上し、山伏峠を越えて正丸トンネルの向こう側で、国道299号線に合流した。この国道299号線は、そのまま道なりに走ると、八ケ岳の麓、八千穂(長野県)まで行けるという、なかなかのツーリングロード。
とりあえず、40分弱走った「道の駅 あしがくぼ」で休憩。山伏峠越えが結構な山道だったので、距離的には20㎞ぐらいなのだが、その倍ぐらいの距離を走った感じだった。道の駅あしがくぼは、これで2回目(1回目は、今年のGWに車で来た。)。
とりあえず、40分弱走った「道の駅 あしがくぼ」で休憩。山伏峠越えが結構な山道だったので、距離的には20㎞ぐらいなのだが、その倍ぐらいの距離を走った感じだった。道の駅あしがくぼは、これで2回目(1回目は、今年のGWに車で来た。)。
そこから、秩父市街に入り(ちょこっと裏道を抜ける)、国道140号線を「秩父県土整備事務所前」交差点を右折し、県道209号線(小鹿野影森停車場線)に入り、そのまま道なりに直進。途中、ヘルメットのアライが運営する「小鹿野バイクの森」があった。前を走っていたバイクはみなそちらへ進んでいったけれど、今日の目的地はそこではなくて、もう少し先にあるバイク神社を目指すのだ。
道の突き当り、三島交差点を左折すると、小鹿野の市街地に入る。このあたりも今年のGWに車で走ったけれど、前回来た時とは、なんとなく雰囲気が違うのは、前回は雨だったからだろうか。小鹿野の市街地を抜けると、目的のバイク神社「小鹿神社」はすぐそこだ。
小鹿野町は、バイクで町おこしをしている。秩父からやや群馬寄りに位置する小鹿野町は、龍勢(巨大ロケット花火の祭り)で有名な椋神社が近隣(といっても、小鹿野の中心地からは7~8km離れている)にあるけれど、他にはこれといった名所がない。でも、小鹿野町を走っている国道299号線は、先にも書いたけれど、長野県まで志賀坂峠、十国峠や、上野を通って佐久まで抜ける。この道は、バイクにとってみると、なかなか面白ワインディングが続く道であり、割と大型のバイクも含め中級者以上がこの道を走るのだ。だから、そんなバイク乗りの人たちをここに集結させることで活性化を図るということを思いつくのは不思議ではない。
結果、平成18年(2006年)から始めたバイクの町おこしとしての事業として、任意団体「ウェルカムライダーズおがの」を立ち上げ、それまであまり関係のなかった小鹿神社も、バイクのステッカーを作ったりテントウムシのお守りを作ったりして、バイク神社に仕上がったのではないか。最近では、町全体でバイクの町として知名度を上げるために、ヘルメットのAraiを2021年に招請し、小鹿野バイクの森にミュージアムが誕生したという。また、今年はモトブロガー(女性ライダー)としても有名なこつぶちゃんと茅ヶ崎みなみが登壇するイベントを開催し、多くの集客を得たらしい(このイベント開催は、二人のyoutubeで知っていたけれどね。)。
小鹿神社の詳細は、別記事に書くとして、だから、バイクフレンドリーというか、走っていて、いい感じの町なのだった。
道の突き当り、三島交差点を左折すると、小鹿野の市街地に入る。このあたりも今年のGWに車で走ったけれど、前回来た時とは、なんとなく雰囲気が違うのは、前回は雨だったからだろうか。小鹿野の市街地を抜けると、目的のバイク神社「小鹿神社」はすぐそこだ。
小鹿野町は、バイクで町おこしをしている。秩父からやや群馬寄りに位置する小鹿野町は、龍勢(巨大ロケット花火の祭り)で有名な椋神社が近隣(といっても、小鹿野の中心地からは7~8km離れている)にあるけれど、他にはこれといった名所がない。でも、小鹿野町を走っている国道299号線は、先にも書いたけれど、長野県まで志賀坂峠、十国峠や、上野を通って佐久まで抜ける。この道は、バイクにとってみると、なかなか面白ワインディングが続く道であり、割と大型のバイクも含め中級者以上がこの道を走るのだ。だから、そんなバイク乗りの人たちをここに集結させることで活性化を図るということを思いつくのは不思議ではない。
結果、平成18年(2006年)から始めたバイクの町おこしとしての事業として、任意団体「ウェルカムライダーズおがの」を立ち上げ、それまであまり関係のなかった小鹿神社も、バイクのステッカーを作ったりテントウムシのお守りを作ったりして、バイク神社に仕上がったのではないか。最近では、町全体でバイクの町として知名度を上げるために、ヘルメットのAraiを2021年に招請し、小鹿野バイクの森にミュージアムが誕生したという。また、今年はモトブロガー(女性ライダー)としても有名なこつぶちゃんと茅ヶ崎みなみが登壇するイベントを開催し、多くの集客を得たらしい(このイベント開催は、二人のyoutubeで知っていたけれどね。)。
小鹿神社の詳細は、別記事に書くとして、だから、バイクフレンドリーというか、走っていて、いい感じの町なのだった。
ランチはどうしようかと思っていたら、SNSでわらじカツカレーが美味しい店として紹介されていた小鹿野町の東大門が、友人も先日行って美味しかったというので立ち寄ってみたのだが・・・。まず、わらじカツカレーはなかった。もしかしたら、いぜん「おもうまい店」で登場したインドカレーの店「ほんとのインド料理とカレーの店」との誤認だったのだろうか。どうやら東大門は、洗面器のような器に入った「メガわらじカツ丼」が有名な店らしい。味は二の次として。これを完食すると写真を撮って張って切れてデザートが付くらしいが、興味はなかった。
わらじカツを謳う以前に、カツがカリっと揚がっていなくて、衣がべっちゃり。しかもお肉屋さんのはずなのに、中の肉が薄すぎる。だから当然おいしくない。どうせならこの店ではなく、うなぎ料理店としてGoogle Mapには紹介されている「たじま」のわらじカツを食べにいけば良かったかもしれない。でも、東大門は本家の安田屋よりも、Googke Mapの点数は高かったのだ…。だからこの店にしたのだけれども。
たじまはちゃんとした日本料理を出す店なので、地元の人的には、ここのわらジカツ丼がおすすめなのだとか。しかし、たじまはもともと鰻メインの店で、しかも鰻も美味しと評判なので、もし訪問したとしたら、きっとわらじカツよりも鰻を食べてしまいそうだ・・・。
というわけで、名物に美味いものなしの典型のような東大門のわらじカツだった。
わらじカツを謳う以前に、カツがカリっと揚がっていなくて、衣がべっちゃり。しかもお肉屋さんのはずなのに、中の肉が薄すぎる。だから当然おいしくない。どうせならこの店ではなく、うなぎ料理店としてGoogle Mapには紹介されている「たじま」のわらじカツを食べにいけば良かったかもしれない。でも、東大門は本家の安田屋よりも、Googke Mapの点数は高かったのだ…。だからこの店にしたのだけれども。
たじまはちゃんとした日本料理を出す店なので、地元の人的には、ここのわらジカツ丼がおすすめなのだとか。しかし、たじまはもともと鰻メインの店で、しかも鰻も美味しと評判なので、もし訪問したとしたら、きっとわらじカツよりも鰻を食べてしまいそうだ・・・。
というわけで、名物に美味いものなしの典型のような東大門のわらじカツだった。
次に向かったのは、小鹿野町から20分ぐらい東へ走ったところにある徳雲寺。観光名所でもない小さな寺になんでいったかというと、discodeの路傍の会で教わったから。では、何をおそわったかというと・・・。これも別ページにて。まあ、普通の人はあまり行かないと思われるので、知らなくてもいいです 笑。
無理やり大きなカツを(2枚付いていたけれど、1枚食べるのがやっとだった)食べて、すっかり胸焼けがしたので、どこかでお茶!と思い、検索したところ、国道140号線までもどったところにある「炭火煎珈琲 喫茶タカノ」が良さそうなので、寄ってみることにした。秩父には、モダンなカフェは結構あるのだけれど、秩父の中心部まで行く元気がなかったから、こちらに来てみた。
一軒家のそこそこ広い喫茶店で、老夫婦が切り盛りするどことなくレトロ感が漂う店だった。メニューも、コーヒーはブレンド、キリマンジェロ、モカなどが並び、ケーキもチーズケーキなど。いい感じだったけれど、コーヒーもチーズケーキも、まあ普通の味わいという感じか。老夫婦の人柄がとっても良かったので、それに惹かれて地元の人が来る店みたいな雰囲気だった。
一軒家のそこそこ広い喫茶店で、老夫婦が切り盛りするどことなくレトロ感が漂う店だった。メニューも、コーヒーはブレンド、キリマンジェロ、モカなどが並び、ケーキもチーズケーキなど。いい感じだったけれど、コーヒーもチーズケーキも、まあ普通の味わいという感じか。老夫婦の人柄がとっても良かったので、それに惹かれて地元の人が来る店みたいな雰囲気だった。
折角秩父まで足を延ばしたので、なにか土産をと思ったのだけれど、5月に名物は結構買っているので、だったら地元の人お勧めの団子でも買って帰ろうと、喫茶タカノの老夫婦に「近隣で団のお美味しいお店はありますか?」とお聞きしてみたところ、教えていただいたのが、「江原本店」という和菓子屋さんだった。タカノからは秩父鉄道の線路を挟んで斜め向こう側という位置関係にあるので、給油も兼ねて、すぐ近くのENEOSまで北上して、線路を渡って南下して店へついた。
和菓子屋といっても、メインは団子、草餅、豆大福、それにすまんじゅう。しかも値段が安い。だんご一本60円。みたらし2本、こしあん2本、草餅2個、豆大福2個、すまんじゅう1個で1000円でお釣りが来た。
ところで「すまんじゅう」ってなんだ?と思い、お店の人にきいたら、「長瀞発祥で、秩父でも有名な皮に麹を使った餡子の入ったお饅頭です」とのこと。どうやら元祖は長瀞の「ふくろや」という店らしいが、秩父地方の農民の人が昔から手作りしていたとの話もある。炭酸まんじゅうや酒まんじゅうとは違い、米麹を発酵させて酢を作り、小麦粉と合わせまとめ、また発酵させ、できた生地をこね、あんを包んで蒸しあげたものなのだとか。麹というか麹酢というかそんな香りのする饅頭だった。「酢まんじゅ」とかかれていたら、きっと買わなかったけれどね。僕は大丈夫なのだが、家人が酢が大の苦手。なので、一口食べたところで、いらないと言われてしまったのだった・・・。でも、団子や草餅はかなり美味しかった。
和菓子屋といっても、メインは団子、草餅、豆大福、それにすまんじゅう。しかも値段が安い。だんご一本60円。みたらし2本、こしあん2本、草餅2個、豆大福2個、すまんじゅう1個で1000円でお釣りが来た。
ところで「すまんじゅう」ってなんだ?と思い、お店の人にきいたら、「長瀞発祥で、秩父でも有名な皮に麹を使った餡子の入ったお饅頭です」とのこと。どうやら元祖は長瀞の「ふくろや」という店らしいが、秩父地方の農民の人が昔から手作りしていたとの話もある。炭酸まんじゅうや酒まんじゅうとは違い、米麹を発酵させて酢を作り、小麦粉と合わせまとめ、また発酵させ、できた生地をこね、あんを包んで蒸しあげたものなのだとか。麹というか麹酢というかそんな香りのする饅頭だった。「酢まんじゅ」とかかれていたら、きっと買わなかったけれどね。僕は大丈夫なのだが、家人が酢が大の苦手。なので、一口食べたところで、いらないと言われてしまったのだった・・・。でも、団子や草餅はかなり美味しかった。
13時半過ぎたので、そろそろ帰路へ。帰り道も基本は往路と同じ道をたどるべく、道の駅あしがくぼでトイレ休憩したあと、正丸トンネルの手前で右に道をそれ、山伏峠を越え(帰路の方が楽。)、名栗にでた。しかし、なぜかナビが往路と違う道を示すので、自力で往路に沿って帰ろうと走るも、帰路と往路は見える風景が違うので、青梅に出る手前で道を間違えて、県道193号線に入るはずを、そのまま県道53号線を進んでしまい、青梅の中心地に出てしまった。
梅ケ谷峠を越えて五日市に出るには、もっと手前で山に入らないといけないのだが、青梅駅前で国道411号線(青梅街道)に入ってしまったので、そのまま道なりに進み、長渕7丁目を右折し、県道31号線(秋川街道)で二ツ塚峠を越え、武蔵五日市まででた。その先は往路と同じ道を帰ったのだった。家まで2時間とちょっと。4時ちょっと前に帰宅。約200㎞程度の楽しいツーリングだった。
結局、ウエアーはほぼ脱ぐことなく、そのままだった。やはりもう秋から冬へ移行しているということなのだろうなあ。
梅ケ谷峠を越えて五日市に出るには、もっと手前で山に入らないといけないのだが、青梅駅前で国道411号線(青梅街道)に入ってしまったので、そのまま道なりに進み、長渕7丁目を右折し、県道31号線(秋川街道)で二ツ塚峠を越え、武蔵五日市まででた。その先は往路と同じ道を帰ったのだった。家まで2時間とちょっと。4時ちょっと前に帰宅。約200㎞程度の楽しいツーリングだった。
結局、ウエアーはほぼ脱ぐことなく、そのままだった。やはりもう秋から冬へ移行しているということなのだろうなあ。
by darjeeling_days
| 2023-11-23 17:33
| motorcycle:オートバイ
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