せとか

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去年発注しておいたふるさと納税の和歌山県有田産の完熟せとかが届いた。

和歌山県の有田は、有田焼(佐賀県)とは関係なく、名前を聞くとすれば「有田みかん」の産地ということだろうか。温暖な気候なので、広く柑橘類が育てられている地域だ。

日本一のみかんの産地和歌山にあって、450年前に有田市糸我町中番に紀州藩の委託を受けた伊藤孫右衛門がみかんの栽培を始めたのが起源だと言われる。

主に作られている柑橘系は、温州みかんをはじめ、オレンジ、タンゴールオレンジ、ぽんかん、清見早生(早摘みのみかん用品種)八朔、伊予柑、不知火(しらぬい)、甘夏、三宝柑、せとか(清見、アンコール、マーコットなどのよい所を掛け合わせた新しい品種)、はるみ(ポンカンと清見の交配)、津之輝(清見・興津早生とアンコールを交配して作られたタンゴール(みかんとオレンジの交雑種)の一種)、ゆず、橙、カラ・南津海(春に収穫する晩生柑橘)、バレンシアオレンジ、ネーブル、セミノールなど、多くの品種が生産されているという。

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今回僕が頼んだのは、上の柑橘類の中のせとか。

せとかは、清見、アンコール、マーコットなどのよい所を掛け合わせた新しい品種。果皮が滑らかで手で剥きやすく、糖度も高く、香りと果汁がたっぷりなのが特徴。以前松山だったかで食べて、「せとか」って美味しいねという印象があった。

一番は甘くて味が濃いという部分に惹かれたのだけれど、手で皮がむけるという気軽に食べられる部分にも結構魅力がある。

今回届いたのは、和歌山県有田産せとか(マルシ農園)で、12玉入っていた。このせとか、完熟の形で届くので、賞味期限が出荷から一週間と非常に短い。まあ、賞味期限なので、少し過ぎても食べられないというはないのだけれど、美味しく食べるならすぐ食べなさいという形で到着したのだった。

確かにおいしい柑橘類で、一日に2個ぐらいは軽く食べられる。12個一週間なら問題なく食べてしまうんだろうなあ。

これは今年もオーダーしようと思ったのだった。

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マルシ農園
住所:和歌山県有田郡 有田川町金屋 707
電話:0737-32-2750
営業:9:00〜17:00
https://r.goope.jp/mid10004601/

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by darjeeling_days | 2024-02-16 15:00 | fruit:果実 | Comments(0)

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