独楽寿司でランチ

今日、午前中母のところへいって、冬物の服をいくつか置いてきた。

母はやはりアツルハイマーが進行しているようで、僕のことは分かったのだが、最初家人のことが良くわからなかったようだった。何しろ言葉があまり出てこないので、最近は会話もできない。こちらが話した内容に相槌を打つという感じだ。

それでも、喜怒哀楽はあるようで、嬉しいとにこやかに笑うし、何か質問して答えに窮すると、困った顔をする。スタッフのケアがきちんとしているので、とても助かるのだけれど、やはりそれなりの頻度で顔を出さないと、僕もそのうち友人のお母さんのように、誰だかわかってもらえなくなってしまうのかもしれない。


でも、まだ元気な顔していたので、安心だ。

帰りに家人と近隣の独楽寿司でランチ。

回転寿司なのだけれど、その場で魚をさばいて、ターンテーブルには乗せないで板前さんが直接渡してくれる方式。当時は回転しているものもあったのだけれど、基本回転していない寿司を注文できる寿司屋として、早くから人気だった店。いまでは、回転している寿司はなく、テーブルのパッドで注文すると、近くの板前さんが届けてくれる仕組み。

ネタも、はま寿司とかくら寿司などと比べると、ちゃんとしていて、どこかの回転寿司のように、ネタが凍ったまま出てくるようなことはない。

このところマグロにハマっているのだけれど、ここのマグロはコスパもよく鮮度もいい。1貫100円というわけにはいかないけれど、それなりの安さを維持しているのは、拍手なのである。それにしても、最近はトロより赤身がいいという、まるで牛を食べるときのようなことを言っているのだけれど、ほんと、脂身は、体に重く感じる。

トロなら大トロよりも中トロ、でもやはりトロよりも赤身。そんな風に嗜好が変化してきている。

そしてもう一つ好きなのが烏賊。一体いつからこんなに烏賊が好きになってしまったのだろう。
烏賊もいろんな種類があるけれど、今日食べたのは、スルメイカ。

ヤリイカ、アオリイカ、スルメイカがおそらく寿司屋に普通に置かれてる烏賊だと思うのだが、スミイカ、紋甲イカ、剣先イカ、なども時々お目にかかったりする。どの烏賊がというのはなく、基本どの烏賊も、おいしい。

そして今日は、朝食べてからそんなに時間が経っていないので、美味しいものを少量ということにして、うに軍艦とボタン海老を注文。

そういえば、昔南大沢の駅前には、「まぐろ人」という寿司屋があって、時々まぐろの解体ショーなどをやっていたっけ。あの位の美味しさを秘める回転寿司屋が駅前にあってもいいのではないか。ほんと南大沢駅前は、グルメ空白地帯なのである。だから、鑓水とかまで足を延ばすことになってしまうのだった・・・。ここ、公共交通機関的な意味での交通の便は至極不便なんだけどなあ。

独楽寿司　鑓水店
住所：東京都八王子市鑓水2-175-2
電話：042-675-9844
営業：11:30 - 22:00
定休：無休
https://komasushi.com/