母を見送る

母を見送る_d0227799_08245418.jpg

今日、ようやく母の葬儀。我が家と姉家族だけの小さな家族葬だ。

10時少し前に斎場に行き、姉と家人で湯灌から納棺などを行う。斎場の部屋はこじんまりと、でも花に囲まれた落ち着いた雰囲気だった。

母の居た施設(シルクロード鑓水)からは、花が一対に枕花、さらに弔電まで届いていた。後日挨拶に行かないとね。

あと、姉の職場からも花が届く。僕の方は辞退してしまったので、弔電のみ。現職場の会長であるSBI証券の北尾さんからは、漆塗りの線香入れが付いた弔電が届いて驚く。こんなものがあるのだなあ。前の職場の上司たちからも、弔電を頂き、恐縮至極なのである。

納棺後、綿衣装を施してもらった。この綿衣装というのも、ほんと日本の伝統だなあと感心する。そこに真言宗というので、六文銭とか網傘とかわらじ、そして脚絆などを身にまわせる。最後に枕花を顔の周りに備え、葬儀の準備は終了。

12時15分ぐらい前に、姉の旦那と姪っ子2人、姪っ子の息子が到着。母の遺品や写真が飾られた控室でメッセージや折り鶴を折る。その後少しして息子夫婦が到着。合計9人が参列する式が12時に始まった。

星谷寺から来られた住職とご挨拶。まだ若そうな僧侶だったが、ガタイが大きくて立派に見える僧侶だった。その僧侶が枕経を唱えるところから葬儀が開始。

お経って、不思議な旋律だなあと聞き入ってしまう、良い声の僧侶だった。真言宗でも、宗派によって唱えるお経は違うらしい。おやじの時とは、少し違うお経のように思えた。もちろん、いくつかのお経を唱えるし、般若心経はどこでもいっしょ。

今回は、通夜も初七日も全部一回で終わらせてしまうので、お焼香は2回。真言宗だから3回手を額に翳す。僕が一番最初だから、きちんとお焼香しなくてはと、予習をしておいた。

45分ぐらいで葬儀は終了。

その後、飾られた花を母の周りに入れ、花いっぱいにしてあげる。母から見るとひ孫の姪の息子が、「おおばあちゃん、きれいきれい」と花を一本ずつ入れるのを見て、なんとも微笑ましかった。

最後に喪主挨拶。といっても、内輪の家族なので、短く挨拶と思ったのだが、不覚にもしゃべっていると、こみ上げるものがあって、一瞬言葉に詰まる。ああ、やっぱり僕は母の息子だったのだなあとつくづく思った。

いまは、棺桶には釘を打たない場合が多いらしく、蓋をしてそのままお見送り。と言っても、全員火葬場へは同行する。

2025-02-18 14.42.29

南多摩総合ホールから南多摩斎場へは、車で数分。予定よりも早く着いたので、少し待ったけれど、その後案内されて、最後の見送り。

母はこうして荼毘に付されたのだった。

別館へ移動し、精進落とし。母用の影膳もちゃんと用意され、この辺りはすべて葬儀社が仕切るらしい。だから食事や葬儀場からの荷物とかは、すべて葬儀社が運び入れて、サーブしてくれる。飲み物だけは、この南多摩斎場の業者さんが担当するのだとか。

なかなか豪華な食事だった。その後1時間ぐらい歓談。

その後、骨上げ。体の小さかった母にしては、しっかりと沢山骨があり驚いた。母に似あった桜の花があしらわれた骨壺、箱に収められた。

ここで、解散。姪たちと息子夫婦はタクシーで帰る。

僕らと姉夫婦は、そのままわが家へ。

母の部屋に祭壇を作り、遺影、白位牌、そしてお骨を祭壇に収め、葬儀社からもらった花束を壺に飾り、線香をあげた。祭壇用の香炉、リン、燭台、線香立ては、父の時に購入した物を母が保存しておいてくれたものを引っ張り出して飾った。

どうにか、母を静かで穏やかに見送れたかな。93年間お疲れ様でした。息子はもう少し頑張るので、天から見守っていてください。

こうして母の葬儀は無事終了したのだなと思ったら、やっぱり疲れた。

2025-02-18 13.58.56

insta x bluesky threads mixi2 youtube

dd_fotterjpg

by darjeeling_days | 2025-02-18 15:30 | life:生活一般 | Comments(0)

美味しいものを食べて、旅して、写真を撮って、本を読む。そんな日常の極上の楽しみを切り出した、至極個人的なブログです。https://www.tearecipe.net/


by darjeeling_days
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31