父の日のプレゼント

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6月15日は父の日。

考えてみれば、僕はついぞ父の日に父になにかプレゼントを贈るなんてことはしたことが無かった。半面教師、父とはそういう存在だった。だから、息子には僕が反面教師にならないよう、できる限り模範を示し、手をかけたつもりでいた。ただ、いつも羨ましく思っていた友人とその父の関係までは、親密な関係が築けたか、そのあたりは懐疑的である。

息子は小さい時から母親っこだった。そして息子が一番父を求める時代には、おそらく仕事で忙しかった。そんなこともあってか、腹を割って話すということは、あまりしたことはなかった気がする。

それでも、まあ、一般的な父親としての行動は出来ていたのではないか。そう思いたい。

そんな彼から、父の日ということで、プレゼントが届いた。

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僕のカステラ好きを覚えていてくれて、カステラでも送ってくれたのかな、でも、カステラなら福砂屋か文明堂がよかったなあなどと、正直思わなくもなかった。

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ところが、開封してみると、そのカステラは、文字を入れることのできる菓子というのを販売している「世田谷文の菓」のものだった。

そしてカステラの表面には、僕の名前入りで、感謝状が刻まれていたのだった。

なんだかうるっとした。

おそらく息子にとって、僕は、ここに書いてあるように、一生懸命家族のために働いてくれた人という存在なのだろう。それを感謝してもらえるのは、ありがたいことだった。

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そういえば、彼が働きだしてから、どこかに出かけた際に買ってくる土産のメッセージや、時々送られてくる誕生日のプレゼントに添えられたメッセージも、いつもそんな感じの言葉が添えられていたものだった。

親にとっては、子供はちゃんと育ってくれれば満足なわけなのだが、我が息子は、それを越えて、自慢できる存在に育ってくれたので、ありがたい限りだ。自分の子どもとしては、自慢の息子。

だから、僕が自分の父と交わせなかったそんな関係を、息子とは継続したいと思う。そして、こうして気にかけてもらえることが、本当にうれしいことなのであった。

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世田谷 文の菓(オンライン)
住所:東京都港区北青山2-7-26-2F
電話:03-6413-6154
https://www.fuminoka.jp/

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by darjeeling_days | 2025-06-15 13:00 | Sweets:和菓子 | Comments(0)

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